Sony Interactive Entertainmentが新スタジオ「teamLFG」を設立。『Destiny』『Halo』『League of Legends』など著名タイトルに関わったベテランを中心に、コミュニティ志向のアクションゲームを開発中。
PlayStation Studios、新規スタジオ「teamLFG」を発表
Sony Interactive Entertainment（SIE）は、新たに設立したゲーム開発スタジオ「teamLFG」がPlayStation Studiosの一員となったことを2025年5月7日に発表しました。
teamLFGはもともとBungieから派生したスタジオで、本拠地を米国ワシントン州ベルビューに構えています。チームメンバーは、現地オフィス勤務と米国およびカナダ各地からのリモート勤務の両形態で参加しています。
ベテランと新鋭が融合するスタジオ
teamLFGのスタッフは、『Destiny』『Halo』『League of Legends』『Fortnite』『Roblox』『Rec Room』といった人気タイトルの開発経験を持つ業界ベテランに加え、新しいクリエイティブな視点を持つ新人たちが融合した構成です。
スタジオ名の「LFG」とは、「Looking For Group（グループ募集）」を意味しています。同スタジオはプレイヤーが友情やコミュニティ、居場所を見つけられるようなゲームを作ることを目指しています。
開発中のタイトルはコミカルなチーム対戦型アクションゲーム
teamLFGが開発中の第1作は、対戦格闘やプラットフォーマー、MOBA、ライフシム、そして“カエル系ゲーム”といった複数ジャンルの要素を取り入れたチーム対戦型アクションゲームです。“カエル系”とは、ジャンプやとぼけた動き、ユニークな物理演算が特徴の、軽妙でコミカルな作風を指す開発側のユーモラスな呼称です。
ゲームの世界観はコミカルかつ軽快で、新しい神話的なSFファンタジーの世界を舞台としています。ゲームは習熟可能でありつつ、没入感あるマルチプレイヤーの世界を提供することを目指しています。
プレイヤーコミュニティとの協働による開発
teamLFGは開発プロセスの初期段階からプレイヤーコミュニティを積極的に巻き込み、早期アクセスやプレイテストを通じてフィードバックを収集しています。プレイヤーからの意見を取り入れることで、ゲームのローンチ前だけでなく、ローンチ後の運営段階でも柔軟に対応し、コミュニティとともにゲームを成長させていく方針です。
また、teamLFGはプレイヤーがオンラインにログインしたときに友人がすでに待っているような、社会的なつながりを深めるゲームプレイを目標としています。プレイヤーが互いの名前を覚え、ゲーム内での印象的なプレイを思い出として共有し合えるような環境作りに取り組んでいます。
情報元：PlayStation.Blog
