スクウェア・エニックスが9月30日に発売予定の『ファイナルファンタジータクティクス – イヴァリースクロニクルズ』について、原作ディレクター・脚本の松野泰己氏が、メインシナリオのボリュームに関する興味深い情報を明かしました。
本作は1997年にリリースされた名作シミュレーションRPG『ファイナルファンタジータクティクス』の現世代機向けリマスター版で、オリジナル版を忠実に再現した「クラシック」と現代版にアップデートした「エンハンスド」の2バージョンを収録した決定版として注目を集めています。
ファンからの質問に松野氏が回答
松野氏のXアカウントにファン(@caporione)から質問が寄せられました。質問者は、松野氏が以前『タクティクスオウガ リボーン』について「SFC版の2倍の文字数」と述べたことを踏まえ、「FFTリマスターについても、PS1版と比較してどの程度の文字数になるか推定できますか?」と尋ねました。
これに対し松野氏は、「正確に数えてはいないが」と前置きした上で、日本語版メインシナリオのボリュームはオリジナル版と比較して約60%増(約1.6倍)になると推定されると回答しました。
メインシナリオのみでの比較値
なお、この約1.6倍という数値はメインシナリオのみでの比較となっており、以下の要素は含まれていないとのことです。
- システム関連テキスト
- 編成画面のテキスト
- 詠唱テキスト
- ブレイブストーリー
- サウンドノベル
- ムービーパート
松野氏は「新旧バージョン間での総テキスト量の比較は困難」として、メインシナリオに絞って言及しています。
より深い物語体験に期待
メインシナリオだけで約6割のボリュームアップということは、オリジナル版のファンにとっても新鮮な体験となりそうです。加筆修正と監修を手がけた松野氏による拡充により、イヴァリースの世界観がより深く描かれることが期待されます。
『ファイナルファンタジータクティクス – イヴァリースクロニクルズ』は、Switch 2/Switch/PS5/PS4Xbox Series X|S/Steamで9月30日に発売予定です。




