Ubisoftは、大人気アクションRPGシリーズの最新作『アサシン クリード シャドウズ』について、既存プラットフォームに加え「他の機種」向けに追加バージョンをリリースする計画があることを正式に明らかにしました。以前からNintendo Switch 2向けにレーティング情報が掲載されていたこともあり、今後の展開に大きな注目が集まっています。
Ubisoft CEOが語る『アサシン クリード シャドウズ』の現状と未来
Ubisoftのイヴ・ギルモCEOは、最新の決算説明会において、『アサシン クリード シャドウズ』がすでに500万プレイヤーを突破し、順調な推移を辿っていることを報告しました。ギルモCEOは、今後予定されているコンテンツについて言及し、本タイトルのさらなる展開を示唆しています。
同氏は、「『アサシン クリード シャドウズ』は非常に良いスタートを切っており、まもなく多くのものが登場する予定です」と述べました。さらに、「四半期末までに拡張コンテンツが配信される予定であり、他の機種向けに新しいバージョンも登場します」と付け加え、既存プラットフォーム以外での展開があることを明確にしました。
拡張コンテンツ「淡路の罠」も間もなく登場
『アサシン クリード シャドウズ』には、10時間もの追加コンテンツが楽しめる拡張パック「淡路の罠」が10月までにリリースされる予定です。ギルモCEOの発言は、この拡張コンテンツだけでなく、さらなる新バージョンが控えていることを示しています。プレイヤーは、本編の広大な世界に加えて、新たな物語とゲームプレイを体験できることでしょう。
Nintendo Switch 2版の噂とUbisoftの戦略
『アサシン クリード シャドウズ』がNintendo Switch 2向けにレーティングされたという情報は、今年の初めに欧州のレーティング機関PEGIのウェブサイトに掲載され話題となりました（※出典：Gematsu）。この情報について具体的に問われた際、ギルモCEOは、Ubisoftが来年どのゲームを任天堂のプラットフォームに投入するかについては「まだ言及していない」と述べるに留まりました。
しかし、ユービーアイソフトはすでに『スター・ウォーズ 無法者たち』をNintendo Switch 2向けにリリースすることを発表しており、任天堂の新型ハード向けに現世代機専用のオープンワールドアドベンチャーゲームを提供することを約束しています。このことから、『アサシン クリード シャドウズ』のNintendo Switch 2版が登場する可能性は十分に考えられます。
好調な滑り出しと高い評価
Ubisoftの最新の財務報告によると、『アサシン クリード シャドウズ』のパフォーマンスは「期待通り」であり、最近500万プレイヤーの節目を超えました。ゲームメディアVGCのレビューでは、「優れたゲームプレイ、魅力的な物語、そして広大で美しい探索可能な世界を備えており、多くの人が予想していたよりもはるかに優れている」と評価されています。
今後の展開に注目
『アサシン クリード シャドウズ』の今後の展開、特に「他の機種」が具体的に何を指すのか、そしてNintendo Switch 2版の正式発表があるのかどうか、引き続き注目が集まります。
