Unifiq Gamesは2025年10月23日、PC向けオープンワールドサバイバルクラフトゲーム『Unhinged』を発表しました。本作は空腹や喉の渇きよりも「正気の維持」を最優先リソースとする独自のサバイバルシステムを搭載し、プレイヤーは脳内化学物質の不均衡を管理しながら生き延びる必要があります。Steamストアページが公開され、プライベートプレイテストの登録受付が開始されています。
正気システムが生存の鍵を握る新作サバイバル
Unifiq Gamesが開発する『Unhinged』は、Steam経由でPC向けに配信される予定です。2025年10月23日に公式発表が行われ、Steamストアページが公開されるとともに、プライベートプレイテストへの登録受付が開始されました。本作は巨大企業が仕組んだ不可解な実験に囚われたプレイヤーが、レトロフューチャーな島を舞台に生き延びることを目指します。
本作の最大の特徴は「正気システム(Sanity System)」です。従来のサバイバルゲームでは空腹や喉の渇きが主要な管理対象でしたが、『Unhinged』では脳内化学物質の不均衡を管理することが最優先となります。公式ストアページでは「サバイバルゲーム史上でも屈指の複雑な正気システム」と説明されており、正気を失えば狂気に陥るリスクがあり、緊張感のあるゲームプレイが特徴です。プレイヤーは精神状態を常に監視し、バランスを保つための行動を取る必要があります。
レトロフューチャーな島で企業実験からの脱出を目指す
ゲームの舞台は、ハイテク企業が支配するレトロフューチャーな島です。プレイヤーは「不可解な企業実験」に囚われた状態から物語が始まり、島を探索しながら資源を収集し、道具を作成して生存を図ります。島の各所には危険なバイオームが広がり、得体の知れない存在が徘徊しています。
島の各地には企業が仕組んだ「試練(Trials)」が配置されており、プレイヤーの資源活用力や創意工夫が試されます。プレイヤーは試練を生き抜きながら、島へと導いた「恐るべき真実」の解明を目指します。ストーリーの詳細は明かされていませんが、企業実験というテーマが物語の核心を成しています。
モジュール式構築と自動化で拠点を拡張
『Unhinged』では、モジュールブロックを組み合わせて独自のマシン、乗り物、発明品を構築できます。プレイヤーの創造性が生存を左右する仕組みで、状況に応じた装置を自由に設計できます。電力を収集し、拠点を構築することで、島での活動範囲を広げることが可能です。
さらに、拠点にパイプとコンベアを接続することで作業を自動化できます。これにより、プレイヤーは探索やサバイバルに専念できるようになります。
体系的クラフトで料理から薬まで自由に調合
本作のクラフトシステムは、食材や素材を自由に組み合わせる「体系的クラフト(Systemic Crafting)」を採用しています。プレイヤーは料理を作り、お茶を淹れ、薬を調合することができます。組み合わせは実験的で、予測できない結果が生まれることもあります。
重要なのは、失敗も成功も全てがクラフト技術の向上に繋がる点です。致命的な失敗から超人的な成果まで、あらゆる結果がクラフト技術の熟練度を高めます。この実験的なシステムが本作のクラフトの特徴です。
プレイテスト登録が開始
『Unhinged』のプライベートプレイテストへの登録は、Steamストアページから受け付けています。プレイテストの開始時期や参加条件の詳細は現時点では公開されていません。正式な発売時期についても未発表です。
まとめ
Unifiq Gamesの新作『Unhinged』は、正気管理を最優先リソースとする独自のサバイバルシステムを搭載したオープンワールドゲームです。モジュール式の装置構築と自動化要素を搭載し、体系的なクラフトシステムでは失敗も成功も技術向上に繋がります。プレイテスト登録は受付中ですが、発売時期は未発表です。




