『ルンファク4』開発者の新作『ファーニア村で暮らす』発表。クリア後も続く生活RPG、クラファン開始

2025.10.29

10月28日、ManaGamesは新作PC（Steam/DLsite）用ゲーム『ファーニア村で暮らす』を発表しました。本作は『ルーンファクトリー4』でディレクターを務めた真部シンイチ氏らが開発を手がける生活シミュレーションRPGで、発表と同時にKickstarterにてクラウドファンディングプロジェクトを開始しています。

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『ルーンファクトリー4』開発陣による新作生活RPG

『ファーニア村で暮らす』は、かつてネバーランドカンパニーに在籍し、『ルーンファクトリー3』のメインプログラマーや『ルーンファクトリー4』のディレクターを務めた真部シンイチ氏と、同シリーズでテキストを担当した辻多加徳氏が中心となり開発を進めている、生活シミュレーションとアクションRPGを融合させた作品です。人気シリーズを手がけたクリエイター陣が再びタッグを組み、新たなファンタジー世界での生活体験を創造します。

物語のエンディング後も“住み続けられる”世界

本作の最大の特徴は、「クリアした後の世界に住み続けたい」というプレイヤーの願いを叶えることをコンセプトに掲げている点です。一般的なゲームでは物語のエンディングと共に進行が一段落しますが、本作ではストーリーをクリアした後も、そのままファーニア村の住人として暮らしを重ねていくことができます。プレイヤーは自身の名前以外の記憶を失った主人公として村での生活を始め、謎の少女に食事の大切さを伝えながら、この世界で新たな人生を歩んでいきます。

農業・冒険・恋愛など多彩なゲームシステム

ファーニア村での生活は多岐にわたります。農業では、作物を簡単に育てられる手軽さと、凝り始めると奥深い育成を楽しめるシステムを両立しています。収穫した作物は出荷するだけでなく、料理や鍛冶の素材としても活用できます。また、冒険の舞台となるダンジョンには、四季を司るものや入るたびに構造が変化する遺跡などが待ち受けており、村人や仲間にしたマモノと共に強力な敵に挑むことになります。村に暮らす個性的な住民たちとは、日々の交流や祭事を通じて仲を深め、やがては恋愛や結婚といったパートナーとしての暮らしも楽しめます。

Kickstarterにてクラウドファンディングを開始

本作は現在、クラウドファンディングプラットフォーム「Kickstarter」にて支援プロジェクトを実施中です。プロジェクトは注目を集めており、2025年10月29日16時台の時点で、目標金額500万円に対してすでに約292万円の支援が集まり、支援者の数も310人に達しています。集まった支援は「コンテンツの量産やブラッシュアップ」に活用されると見られます。プロジェクトページでは開発中のゲーム映像が確認できるほか、支援額に応じた様々なリワードが用意されており、プロジェクトの初期サポーターとして開発を応援することができます。

対応プラットフォームと開発状況

『ファーニア村で暮らす』の対応プラットフォームはPC（Windows10, 11）で、SteamおよびDLsiteでの配信が予定されています。開発はノートPCなどでも快適に遊べるよう最適化が進められているとのことです。開発チームは小規模であることから、完成までには相応の時間が必要であるとコメントしており、将来的には家庭用ゲーム機でのリリースも視野に入れたいとしています。