『幻想水滸伝』生みの親・村山吉隆氏が多臓器不全のため急逝

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コナミの人気RPG『幻想水滸伝』シリーズ生みの親としてその名を知られるゲームクリエイター村山吉隆氏が、多臓器不全のため2月6日に亡くなっていたことが公表されました。

村山吉隆氏は2020年3月にゲーム開発会社Rabbit & Bear Studiosを設立。同社の代表として、『幻想水滸伝』のイズムを受け継いだ完全新作『百英雄伝』の開発を手掛けており、その発売を約2ヶ月後の4月23日に控えていました。以下、Rabbit & Bear Studiosの公式サイトにて公開された訃報の全文を掲載します。

皆様へ
悲しいお知らせをしなければなりません。
去る令和6年2月6日、弊社 Rabbit&Bear Studios 代表である村山吉隆が
多臓器不全のため急逝いたしました。

村山は我々とともに、2020年のKickstarterから今まで多くの皆様に喜ばれる作品をという強い思いで長い間「百英雄伝」の制作を進めておりました。

現在「百英雄伝」は発売に向け最終段階に入っております。
発売日を迎える事なく世を去った村山の無念を思うと言葉もありません。

我々もいまだこの現実を受け止めきれない状況でおりますが、
村山の遺志は残されたメンバーで受け継ぎ、彼の作り上げた
「百英雄伝」という作品世界を守り育てていく所存です。
それが、村山の願いであると信じています。

なお、葬儀は近親者のみで既に執り行われました。
ご遺族の心情を鑑み、会社や個人宅へのご弔問やご供物、
その他送付物等はどうぞご遠慮下さいますようお願い申し上げます。

弊社の新体制やKickstarterの一部リワード内容変更について等
今後の詳細は、決まり次第改めてお知らせいたします。

まずは「百英雄伝」を皆様にお届けする事に尽力いたします。

Rabbit&Bear Studios
河野 純子
村上 純一
小牟田 修

ご冥福を心よりお祈りいたします。

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