任天堂は、Nintendo Switch用ソフト『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』を8月29日に発売すると発表しました。ファミコンディスクシステムで発売された『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』、そして『ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女』に続くシリーズ最新作が35年ぶりに登場します。
「笑み男」とは泣いている女の子の前に現れて、その命と引き換えに笑顔の紙袋を与えるというオリジナルの都市伝説のこと。本作では、その都市伝説と、それによく似た殺人事件を巡って空木探偵事務所が事件解決に挑むというストーリーが描かれます。
ストーリー
ある朝発見された、地元の男子中学生の絞殺死体。
彼の亡骸には、不気味な笑顔が描かれた紙袋が被せられていた。
その姿は、18年前に起きた「連続少女殺人事件」の被害者と同じだった。
そしてこれらの事件は『笑み男（えみお）』という都市伝説によく似ているという。
泣いている女の子の前に現れ、その命と引き換えに笑顔の紙袋を与えるという不気味な噂話の起源とは……？
空木探偵事務所は総力をあげて、この奇怪な事件に挑む。
プレイヤーは探偵として、「移動」「質問」「観察・調査」などのコマンドを選んでストーリーを進めていきます。また、豊富なアニメーションやフルボイスの会話シーンが特徴で、没入感のある演出が楽しめるインタラクティブドラマが展開。自ら謎を解き明かしていく体験が味わえます。
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過去2作で原作を手掛け、本作ではプロデューサーを務める坂本賀勇氏は「都市伝説には幽霊とは異なる生々しさがあり、その噂の背景を丁寧に描くことで事件の見え方が変わる。それを問いかけるストーリーにするために、従来にない大胆な仕組みを取り入れました。」とコメント。
さらに、「過去作とそのリメイクから得たノウハウと温めてきたアイデアをフル活用し、脚本も演出も存分に挑戦しました。信頼できる仲間たちと共に、感性をぶつけ合いながら作り上げた『ファミコン探偵倶楽部』のひとつの完成形と言える自信作です。自分が描きたかったものをストレートに表現しているので、結末は人によって賛否が分かれる可能性があります。」とも話しています。
本作は通常版に加え、「スペシャルサウンドトラックCD」や設定画が満載の「調査ファイル」、笑み男の紙袋「1/2スケール 証拠品レプリカ」が同梱する特別版「コレクターズエディション」も用意されています。
