バンダイナムコエンターテインメントは、「パックマン」の要素を取り入れた探索型2Dアクションゲーム『Shadow Labyrinth(シャドウラビリンス)』(Switch/PS5/Xbox Series/Steam)を7月17日(※Steam版は7月18日)に発売すると発表しました。価格は3,960円(税込)です。
発売日告知トレーラー
「パックマン」の迷路を進化させた探索要素
本作は、「パックマン」の象徴である迷路を探索型2Dアクションゲームに取り入れることで、より大規模で多様なステージが実現。プレイヤーは、謎の黄色い球体“PUCK”に召喚された8番目の剣士となり、遠くにそびえる巨大な塔を目指して冒険を進めます。
オリジナルの『パックマン』では黒背景のシンプルな迷路が特徴でしたが、『Shadow Labyrinth』では、過去の戦争の遺物が残る荒廃した惑星を舞台にしています。プレイヤーは、“底知れぬ洞窟”、“鬱蒼とした密林”、“朽ちた宇宙戦艦”といったバラエティ豊かなエリアを探索できます。
3つの形態を使い分けるゲームプレイ
最新のトレーラーでは、プレイヤーが操作するキャラクターが3つの形態に変形することが明らかになっています。それぞれの形態は「パックマン」の要素から着想を得ており、以下のように特徴が異なります。
- 剣士
基本形態であり、戦闘や探索の中心となる形態です。 - ミニパック
特殊なレーン上を移動できる形態で、黄色い球体の姿が「パックマン」を連想させます。溶岩の上を渡ったり、敵の頭上を駆け抜けて背後に回ったりと、探索や戦闘の選択肢を広げます。 - GAIA
「パックマン」のパワークッキーに着想を得た形態です。変身中は無敵状態となり、強力な攻撃で敵を倒せます。ただし、変身時間は限られているため、どのタイミングで使用するかが戦略の鍵となります。例えば、剣士では対抗できない強敵を倒す際に有効です。
「食べる」要素を取り入れたゲームシステム
『Shadow Labyrinth』には、「パックマン」の“食べる”という要素が複数取り入れられています。まず、強大なボスをダークなパックマンが捕食することで新たな力を獲得できます。また、GAIA形態では、倒した敵を捕食して素材を入手可能です。これらの素材と、マップ内で集める“オーラ”(ゲーム内通貨)を組み合わせることで、ショップで能力強化のパークを購入できます。GAIAを強敵撃破に使うか、素材収集に活用するかは、プレイヤーの判断に委ねられています。
G-HOST:ゴーストの進化形
「パックマン」に欠かせないゴーストも、本作では『G-HOST(ジーホスト)』として登場します。G-HOSTは敵に寄生する形で存在し、寄生したボスは「パックマン」のゴースト同様に手強い相手となります。
UGSF世界観との繋がり
『Shadow Labyrinth』は、ナムコのクラシックIPが共有するUGSF(United Galaxy Space Force)の世界観を背景にしています。この設定を知らなくても楽しめる設計ですが、UGSFに詳しいプレイヤー向けに、「ディグダグ」シリーズを彷彿とさせる小ネタも散りばめられています。
2025年、パックマン45周年と『Shadow Labyrinth』
2025年は『パックマン』が45周年を迎える年であり、テーマとして“MAKE IMPACT”が掲げられています。『Shadow Labyrinth』は、初のダークな「パックマン」というコンセプトで、大きなインパクトを与える挑戦的な作品です。これまで「パックマン」シリーズに触れていない方や、長年のファンにも楽しめるよう、奥深い世界観が構築されています。
