5pb.は2017年2月16日に発売を予定しているPS Vita用ソフト『かまいたちの夜 輪廻彩声』の公式サイトを正式にオープンしました。以下、リリースより。
名作『かまいたちの夜』を大胆かつ挑戦的にリメイク
サウンドノベルとして一世を風靡した名作『かまいたちの夜』を、アドベンチャーゲームの本質的な面白さを存分に楽しめるように大胆にスタイルチェンジし、挑戦的にリメイクを行った『かまいたちの夜 輪廻彩声』をPlayStation Vita用に2017年2月16日発売いたします。
『かまいたちの夜』とは?
1994年11月25日にチュンソフト(現スパイク・チュンソフト)よりスーパーファミコンで発売されたアドベンチャーゲームです。
“サウンドノベル”と銘打ち、影絵とSEによる独特の表現、そして、推理サスペンスとして始まった物語が、選択肢によって、予想外の方向へと発展してゆく幅広いストーリー展開が人気を誇り、今なお名作として語り継がれている作品です。
大胆にスタイルチェンジ
『かまいたちの夜 輪廻彩声』は、オリジナル版の特徴であるビジュアル&サウンド面を敢えてアドベンチャーゲーム主流の表現にチェンジしました。イラスト&ボイスとともに楽しむビジュアルノベルの表現方法を採ることで、それぞれの場面を表現したショッキングなイラストや状況描写に彩られ、声優陣の臨場感のある魅力的なボイスとともに、バリエーションのある物語をより深く楽しめます。
原作シナリオ・我孫子竹丸氏、新規シナリオ・竜騎士07氏のコメントを掲載
公式サイトには、原作シナリオを担当した我孫子武丸氏と、新規シナリオを担当している竜騎士07氏のコメントを掲載。
我孫子武丸
サウンドノベルを作ると決まって、人物グラフィックをどうするか話し合っていたときのこと。
実写化、イラスト。当然すぎる二択だったが、どちらもみなしっくり来ていない様子。
「……影でよくないですか?」
ぼくのやや無責任なその一言で、『かまいたちの夜』の大きな方向性が決まった。
今や、『かまいたち』といえば「影」だし、似たような映像を見ると「かまいたちっぽい」と言われたりさえする。
それが今、時を経てあえて現代的な萌え絵でリメイクしてくれるという。
きっと、同じテキストでありながらまったく違う何かに変わるのではないか。
今の読者、ゲーマーに、またオールドゲーマーにももう一度楽しんでもらえるとうれしいです。
竜騎士07
こんにちは。この度、追加シナリオを書かせていただきました竜騎士07です。
『かまいたちの夜』に出会わなければ、今の僕は存在していなかったに違いない。
そんな聖書のような作品に追加シナリオを寄稿できるなんて、本当に光栄なことでした。
今回は特に、一ライターとして奇抜な何かを描いて目立つのではなく、
『かまいたち』を発売日にゲットして以来ずっと虜になっている一ファンとしての気持ちに素直になって、執筆させていただきました。
シナリオの提出に際し、あの中村光一さんに直接の御講評を頂けたのが何よりも嬉しかったです!
僕にとっては、真理を描くシナリオを提出することは、真理のお父さんに結婚の許しをもらいに行くほどに緊張していましたので……。
キャラクター
「透(CV:逢坂良太)」
本作の主人公である大学生。友人の真理とともにスキーにやって来た。
小林真理(CV:明坂聡美)
透と同じ大学に通う大学生。叔父が経営するペンションに透とともにやってきた。
小林二郎(CV:松田健一郎)
真理の叔父。物語の舞台となるペンション「シュプール」のオーナー。
小林今日子(CV:力丸乃りこ)
真理の叔母。
渡瀬可奈子(CV:高橋未奈美)/河村亜希(CV:山本彩乃)/北野啓子(CV:本多真梨子)
シュプールに泊まるOL3人組。
香山誠一(CV:上田燿司)/香山春子(CV:浅川悠)
大阪から来た会社社長とその妻。
久保田俊夫(CV:伊藤健太郎)/篠崎みどり(CV:仙台エリ)
「シュプール」でアルバイトしている大学生の2人。
美樹本洋介(CV:白熊寛嗣)
フリーカメラマン