スクウェア・エニックスは12月15日に発売を予定しているPS Vita用ソフト『サガ スカーレットグレイス』の最新情報を公開しました。
キャラクター
マクシミアス
「ウルピナ、これはクラウディアの、お前の母の形見の指輪だ。これをお前に託そう。お前にもユラニウス家の一員として、背負ってもらわねばならぬことがある。」
帝国四将軍家の一つ、剣将軍ユラニウス家の当主。ウルピナとアントニウスの父。家臣からは「大殿」と呼ばれている。二人の母は盾将軍イラクリオス家出身のクラウディアだが十数年前に亡くなり、今は身の回りの世話をする女性を後妻として迎えている。
そろそろ隠居してアントニウスに当主の座を譲る年齢だが、帝国復興の宿願を果たすため東奔西走している。ようやく対立する四将軍家を何とかまとめ、帝都アスワカンへの進軍を開始するのだが…。
イレーネ
「意地っ張りな小娘。でもうちの息子たちより、よほど胆が据わっているわ。」
帝国四将軍家の一つ、盾将軍イラクリオス家は、帝都アスワカンの北東サンドリア州を支配している。イレーネはそのイラクリオス家の当主であり、二男二女の母でもある。
イラクリオス家は皇帝の盾となる肉体を維持するため、北方の民族ノルム人の血を入れて優秀な体格・体力を維持してきた。イレーネもノルムの血をひき、見事な肉体と金髪碧眼を持っている。完全武装していても、馬に飛び乗ったり、全力疾走できるだけの体力を未だに維持している。
ユラニウス家とは、勢力争いを繰り広げてきた上に様々な因縁もあり、仲は良くない。特にマクシミアスには個人的な遺恨もあるようだ。
大魔女
「ここは本来、命ある者の来る場所ではない。それゆえ、滅んだ町もこの地に現れたのだろう。」
大魔女とは魔女の階級の一つ。普通の魔女の一つ上の階級という説もあるし、すべての魔女の最上位にあるという説もある。
この皺枯れた老女は、ただ「大魔女」とだけ呼ばれ、真の名前を知る者はいない。それは、真の名前を知られることが魔女の生死に関わるかららしい。
魔女にとっては、魔法だけが価値の全てであり、魔法以外の力には、星神だろうが冥魔だろうが関心を持っていない。当然、人間にも価値を置かず、世界のどこかで秘かに魔法の探求を続けている。
ディシサック
帝国の外、北東界外で暮らす狩人。毛皮等の交易で旧帝国領内の人々との交流はあるが、それ以上の関わりはない。交易でも帝国貨幣を受け取らず、物々交換のみである。
雪焼けのためか、肌は褐色。小さい目などから判断すると、西方の遊牧民と近い血筋のようだが、どういう経緯で東の果ての帝国外で暮らすようになったのかは定かでない。定住はせず、気候の変化や獲物の移動に合わせて何か所かある拠点を移動している。陸上の動物、鳥、海獣、魚と何でも狩猟の対象にする。
名前は千という数を意味するようだが、何が千なのかは本人も語らない。
精霊
山や川や森に宿る精霊。神々ほどの力は無いが、人間にはない力を持っている。世界の力の源泉は彼らの存在にあり、星神と冥魔の戦いにおいても精霊の動向が戦いの帰趨を決定づけたと言われている。
土の精霊「大地の蛇」
火の精霊「不死鳥」
水の精霊「玄蟲」
キャンプメニュー
ワールドマップ上では△ボタンでいつでもキャンプメニューを開くことができる。キャンプメニューでは、装備変更やキャラクターの編成、セーブなどはもちろん、現段階でのストーリーの目的や、戦闘に役立つTIPSを確認することができる。
産業開発
各エリアの主要な街では、文化振興を目的とした「産業開発」をすることができる。街の特産品を開発したり、さらに発展させると名産品を生むことができる。エリアごとに開発できる特産品が違い、異なる特産品を材料に新たな特産品を生むことができる。
街の文化振興を依頼される。最初の特産品「藁」を入手し「わらしべ長者」のように、この「藁」を元に各街を復興させていく。
特産品を開発するには材料が必要。例えば「藁」を材料に「コンポスト」や「藁綱」が開発できる。開発したものをまた材料にして新しい特産品を開発していく。
ワールドマップ
灯台守が治安を守るイルフィー海。マップによっては船で航海することもできる。
帝都アスワカンへ繋がるグラディオン州。イベント次第で夜にもなる。
パーティーイン可能なキャラクター
パーティーに出来る仲間は総勢70名以上。選択次第では全く違ったキャラクターをパーティーに加入することが可能。また、同じキャラクターでも主人公によって関わり方は様々。
マリオン
「あたしはマリオン。ちゃんと覚えてね。忘れたら、さみしくて死んじゃうよ。」
バルマンテ編では初期からパーティーに加入している。タリア編では捕まっているマリオンを助けることでパーティーに加入。
ルーナ
「私は帝国図書館の二等書記官。二番で十分。一番なんて息が詰まるでしょう。」
帝国図書館書記官。北東界外にて北に進むのに邪魔な氷壁を壊してくれる。
ヨーマン
「こんな時代だ。生きるためには密輸だってやるさ。だから俺は怪しくない。」
密輸船の元船長。ウルピナが密航する際に手助けをしてくれる。
クミ
「はっきり言うけど海賊よ。裏切ったら、帆柱から逆さ吊りだからね。」
ビキニロ辺境州の海賊。誰もが恐れる大渦を渡る際に、ただ一人船を出してくれる。