KRAFTON Montréal StudioはState of Playにて、オープンワールドアクションRPG『Project Windless』を初公開しました。韓国のファンタジー小説シリーズ「涙を呑む鳥」(The Bird That Drinks Tears)の世界を題材とした作品で、プレイヤーは鳥の特徴を持つ戦士種族”レコン”として、大規模な戦闘が展開する神話時代のオープンワールドを冒険します。IGNによると、スタジオ責任者兼クリエイティブディレクターのPatrik Méthé氏は、Far Cry 3やFar Cry 4、Far Cry 5などのゲームディレクターを務めた元Ubisoftの開発者です。
原作の1000年以上前、語られなかった転換点
物語の舞台は原作小説の出来事より1,000年以上前の時代です。PlayStation.Blogによると、原作ではほとんど語られていないこの時代、大陸は分断され、緊張が高まりつつあります。プレイヤーは神話的存在として登場し、その選択と行動が新たな王国の誕生を形作っていくとされています。
Méthé氏はIGNに対し、「当初から私たちは、ファンタジー世界で伝説的な人物をプレイするとは本当はどういうことなのかを自問しました」と語りました。同氏の発言によれば、『Project Windless』は伝説とは観察するものではなく、プレイを通じて能動的に創り出すものだという考えを軸に作られているとのことです。
鳥の戦士種族”レコン”とは
プレイヤーが操作する主人公は”レコン”(Rekon)と呼ばれる種族です。PlayStation.Blogでは、遊牧生活を送る鳥の特徴を持つ人型の戦士種族と説明されており、圧倒的な身体能力と巨大な体格で知られています。スピードや攻撃範囲、物理的な存在感は、本作の核となる一対多数の戦闘に適していたと説明されています。
一方で、レコンは強大でありながら孤独を抱え、個々の強い信念と脆さを併せ持つ種族でもあります。水への恐怖という特徴も持ち、Méthé氏は公式ブログで、こうした複雑さによって無敵ではなく、かつ強く印象に残る主人公を生み出せたと述べています。
数十~数百体規模の戦闘を実現する「マステクノロジー」
PlayStation.Blogによると、レコン戦士としてプレイヤーは一度に数十体、ときには数百体の敵と戦う場面があります。開発チームが「革新的なマステクノロジー」と呼ぶ技術によって、敵の群衆は単なる視覚的な演出ではなく、移動や側面攻撃、包囲といった行動をとり、プレイヤーの動きに反応するとのことです。
また、本作ではオープンワールドにおいて誘導を抑える設計方針が採用されています。公式ブログでは、プレイヤーが自由に道を切り開けること、ひとりでの探検や隠された物語の掘り下げ、大規模な戦いへの準備など、遊び方の選択が委ねられていると説明されています。なお、IGNの報道によれば、本作はUnreal Engine 5で開発されています。
『Project Windless』は現在PS5およびPC(Steam)向けに開発中です。発売日は発表されていません。
※本作は開発中のタイトルです。本記事に記載された内容は発表時点の情報であり、発売時には変更される可能性があります。




