54,978円で発売されたPS5が97,980円に値上げへ、4月2日から。発売時の約1.8倍に

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PS5、PS5 Pro、PlayStation Portalリモートプレーヤーの希望小売価格を2026年4月2日からグローバルで引き上げると発表した。日本ではPS5が97,980円(税込)、PS5 Proが137,980円(税込)となる。SIEのIsabelle Tomatis グローバルマーケティング バイス・プレジデントが署名した声明によれば、値上げは「世界的な厳しい経済環境の変化が長期化する状況下」での判断だという。

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日本の新価格——PS5は発売時の約1.8倍に

日本市場での改定後の価格は、PS5が97,980円、PS5デジタル・エディションが89,980円、PS5 Proが137,980円(いずれも税込)だ。PS5は2020年11月の発売時に54,978円(税込)だった。その後、2022年、2023年、2024年と段階的に引き上げられ、2024年9月時点で79,980円に達していた。今回の改定により97,980円となり、発売当初から約1.8倍の水準に上る。

一方、2025年に投入された「PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用」は55,000円(税込)で据え置かれている。今回の値上げ対象には含まれていない。

なぜ値上げするのか——声明が名指ししないコスト要因

Tomatis氏の声明は、値上げの根拠として「世界的な厳しい経済環境の変化」を挙げている。とはいえ、関税、為替変動、半導体やメモリ価格の高騰といった具体的なコスト要因には一切触れていない。声明では「コミュニティーの皆さんへの影響を深く認識している」としたうえで、「高品質なゲーム体験を提供し続けるために必要な判断」だと位置づけた。

こうした抽象的な説明は今回が初めてではない。2025年8月に米国で値上げが実施された際も、Tomatis氏名義の声明で理由は「a challenging economic environment(厳しい経済環境)」とだけ記されていた。当時の米国新価格はPS5が549.99ドル、PS5 Proが749.99ドルだった。

ソニーグループの陶琳(タオ・リン)CFOも、2026年2月5日の決算説明会でコスト要因に踏み込んだ説明をしていない。Game*Sparkの報道によれば、同氏はPS5向けメモリの供給確保に目処がついたことや、メモリ価格上昇の影響をソフト・サービス売上の拡大で吸収する方針を述べたものの、価格改定の方向性について直接言及することはなかった。CFO発言でも今回の声明でも、具体的コスト要因を特定しない姿勢は一貫している。

米英欧の新価格とPlayStation Portal

米国ではPS5が649.99ドル、デジタル・エディションが599.99ドル、PS5 Proが899.99ドルとなる。2025年8月の改定からさらに上積みされた格好だ。英国はPS5が569.99ポンド、デジタル・エディションが519.99ポンド、PS5 Proが789.99ポンドに設定された。欧州ではPS5が649.99ユーロ、デジタル・エディションが599.99ユーロ、PS5 Proが899.99ユーロだ。

PlayStation Portalリモートプレーヤーも同日付で改定対象となる。米国249.99ドル、英国219.99ポンド、欧州249.99ユーロ、日本では39,980円(税込)だ。

※本記事はPlayStation Blog日本語版の報道をもとに、関連情報を加えて再構成しています

出典

PS5
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