『Turnip Boy Commits Tax Evasion』(通称『カブボーイ』)シリーズで知られるインディーゲーム開発スタジオSnoozy Kazooは、新作『Rizz Dungeon: Skeleton Key to My Heart』を発表しました。本作は、モンスター娘を口説いて仲間にし、ダンジョンを攻略するユニークな「モンスター娘・恋愛ダンジョンRPG」です。主人公は戦闘が苦手なため、戦闘は仲間になったモンスター娘たちに任せることになります。発売は2026年第1四半期を予定しており、プラットフォームはPC(Steam)です。
『カブボーイ』開発元の新作は「口説き特化」の恋愛RPG
独特のユーモアで人気を博した『カブボーイ』シリーズを手がけるSnoozy Kazooが、完全新作となる『Rizz Dungeon』を発表しました。本作は「モンスター娘との恋愛」と「ダンジョン探索」を融合させた、ユニークなコンセプトの作品です。物語は、主人公が邪悪な元カノ(ドラゴン)に私物を盗まれ、戦いが苦手なことを知っているにもかかわらずダンジョンの最下層まで逃げられてしまった、という情けない状況から始まります。
主人公は軟派師?戦闘は仲間が代行する「見返り」目当ての関係
本作の最大の特徴は、主人公が戦闘能力こそないものの、その代わり「口説き」の才能に長けた軟派師「Taffy」である点です。従来のRPGのように剣や魔法で戦うのではなく、プレイヤーは「Rizzing」と呼ばれる口説きアクションを駆使して、ダンジョンに登場するモンスター娘たちを魅了し、パーティーに勧誘します。
仲間になったモンスター娘たちは、プレイヤーに代わってターン制のバトルで戦ってくれます。そのため、本作におけるプレイヤーの役割は、直接戦闘に参加することではなく、仲間への指示や関係性の管理にあります。非力な主人公だからこそ、仲間との絆やコミュニケーションが攻略の鍵を握るという、ユニークなゲームシステムとなっています。

仲良くなると「お泊まり」も。パーティー内の人間関係が鍵
ダンジョン探索の後、宿屋では「Sleepovers(お泊まり)」を通じて特定のモンスター娘と二人きりの時間を過ごせます。このイベントは単に好感度を上げるだけでなく、彼女たちの背景にある物語を知り、関係性をさらに深めるための重要な機会となります。プレイヤーが行う選択が、その後の彼女との関係を大きく左右することになるでしょう。
パーティーには複数のモンスター娘を同時に編成できますが、その際には注意が必要です。公式情報によれば、プレイヤーが特定のキャラクターにだけ注意を向けていると、他のメンバーが嫉妬したり、不機嫌になったりすることもあるようです。モンスター娘たちの性格を理解し、うまく立ち回ることが、パーティーの戦力を維持する上で重要になりそうです。
12種類以上の個性的なモンスター娘が登場
ゲーム内には、発表で存在が示唆されたスライム娘をはじめとして、12種類以上の口説き可能なモンスター娘が登場します。彼女たちは「4つの異なる性格タイプ」に分類されており、それぞれにダイナミックな相互作用が用意されているとのことです。お気に入りの一人を見つけるだけでなく、様々な性格のモンスター娘との交流を楽しむことができそうです。

『Rizz Dungeon』は2026年初頭にSteamで発売予定
『Rizz Dungeon: Skeleton Key to My Heart』の発売時期は、2026年第1四半期が予定されています。現在のところ、対応プラットフォームはPC(Steam)のみが発表されています。価格については未発表です。また、Steamストアページによると現時点で日本語への対応は予定されていません。今後の続報が待たれます。




