『龍が如く6 命の詩。』は、シリーズ開発の中で培ってきたノウハウを捨て、基本システムから再構築したという新たなバトルシステムを搭載しています。
ファミ通の記事によると、本作には「アクションマッチングシステム」という新たな制御技術が使われており、敵との距離や高低差によって攻撃モーションに補正がかかるようになっています。これにより、攻撃が当たる間合いであるにも関わらず空振りしてしまうような状況を防ぎ、坂道や階段などの高低差がある地形でもしっかりと攻撃をヒットさせることができるようです。また、攻撃が当たったのか、それとも防御されたのか、そういった状況も瞬時に演算してアクションに反映させているとのことです。
誌面には、屋根の上で戦ったり、2階から多数の敵が待ち構える地上へ飛び降りる瞬間を捉えたスクリーンショットなどが掲載されており、全編シームレスと新たなバトルシステムによって、これまでとは比較にならないほど多彩なシチュエーションでのバトルが楽しめることが窺えます。
バトルアクションデザインの総責任者を務める上原氏は「攻撃を当てた実感はもちろん、人、物、地形で変化するリアクションなど、全てが新しい『龍が如く』です。シリーズファンの方も初めての方も、きっと楽しんでいただけると思います」と述べ、最新作のバトルに対する自信を覗かせています。