任天堂より発売が予定されているWii U用ソフト『スプラトゥーン』。ヒトの姿に変身できるイカを操り、インクを撃ち合って塗った面積で勝敗を決するという対戦に重きを置いたアクションゲームです。
先日ネット上で、『スプラトゥーン』のインターネット対戦はランダムマッチングのみで、フレンドと対戦する機能は搭載されないのではないか?という懸念が広がったりましたが、フレンドとの対戦機能はもちろん搭載されているので安心してください。そういったことをはじめ、様々な詳細が明らかとなったインタビュー記事がファミ通.comにて公開されています。
- メインは「対戦モード」だが、タコ軍団との戦いを描く一人用ストーリーモード「ヒーローモード」も搭載。
- ふたつのモードは操作方法という共通項を軸に、対戦モードは塗ることが目的、ヒーローモードはインクを通って進むという、塗ることを手段に使ったアクションゲームになる。
- ヒーローモードで操作を覚えると、対戦モード用のテクニックが身につくようになっている。
- 対戦モードでは世界中のプレイヤーとマッチングする。
- ある程度腕前の近いプレイヤー同士がマッチングするようにレーティングを用意する予定。マッチングはランダムマッチのみ。
- フレンドと遊べる機能もある。
- “空気を読む”というのが面白いポイントであることと、目まぐるしく状況が変化する本作には不向きという理由から、仲間に指示を出す機能は用意しない。海外ユーザーともマッチングするため言語問題も考慮しての判断。GamePadに表示される全体マップで塗りの状況が見えるので問題ない。
- 対戦モードにNPCが混ざることはなく、必ず8人全員がプレイヤーとなる。「もしワールドワイドで7本しか売れなかったら謝るしかない(笑)」。
- ゲームモードが多く、マッチングが複数あると集まる場所が分散してしまうので、マッチング場所を絞るという意味でも、ランダムマッチに集約して、ユーザーの熱を一箇所に集めたい。
- 対戦で出会ったプレイヤーと直接的にコミュニケーションを取ることはできない。ただし、対戦したキャラは対戦直後に広場に登場するので、装備やコメントを確認することは可能。なお、Miiverseには対応する。
- イカの名前は「インクリング」。
- ブキの種類は、ショット・ローラー・チャージショットの3タイプ。最もベーシックなブキはショットで、塗る&敵を倒すことがバランス良く行える。
- 3タイプのブキにはそれぞれバリエーションがある。たとえば「筆」はローラーの1バリエーション。
- ブキ性能で最も異なるのはインクの届く距離で、状況に合わせて得手不得手があるよう設定してある。
- 3タイプのブキは、近距離に近い、万能だが特定の状況下ではどちらにも弱い、遠距離から援護できる、といった具合にじゃんけんのような関係がある。
- ブキにはショットなどの「メイン」、ボム系の「サブ」、ゲージが溜まると一定時間使える強力な「スペシャル」という区別がある。この3つはセットで販売されており、プレイヤーが組み替えることはできない。
- ブキ以外にも「ギア」と呼ばれる装備がある。アタマ・フク・クツの3種類があり、移動や攻撃力の補正といった付加効果が付くが、あえて一長一短の能力にしてバランスをとっている。
- 「ギア」の購入に必要なお金は「対戦モード」でしか得られない。対戦終了時に表示されるポイントが、レーティング用の経験値とお金に換算される。
- 対戦用のステージは、大量に用意するというよりも、同じステージでも装備を変えたら遊びが変化するという部分を意識しながら作りこんでいる。
- ステージで流れる曲は毎回変わっており、イカの若者たちが好きな音楽をランダムシャッフルで聴きながら戦っているという設定。多くの楽曲は『ゼルダの伝説』や『スーパーマリオ』でも音楽を担当した峰岸透師が作曲したもの。
- 「Splatoon」というタイトルは、ピシャッという音を表す「Splat」と、小隊を意味する「Platoon」を足した造語。
関連リンク
・ファミ通