任天堂は、E3デジタルイベントにおいてWii U『スターフォックス零(ゼロ)』のワールドプレミアを行いました。
- 本作は任天堂とプラチナゲームズによる共同制作タイトル。
- 『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』や『Wii Fit』を手掛けた任天堂の林悠吾氏がディレクターを務め、『ベヨネッタ2』を手掛けたプラチナゲームズの橋本祐介氏も開発に協力。
- 橋本祐介氏は『ベヨネッタ2』でアーウィンを操作できるコラボステージを制作しており、それがひとつのきっかけとなって今回『スターフォックス ゼロ』の開発に関わることになった。
- テレビ画面ではアーウィンを後方から見る三人称視点、GamePadはコックピット内部から映す一人称視点となり、ジャイロ操作によってターゲットを正確に狙い撃つことができる。
- アーウィンの操作は、GamePadの二つのスティックを使って行う。左スティックが操縦桿の役割を担っており、下に倒すと機体が上昇、上に倒すと下降する。右スティックはスロットルで、上に倒すとブースト、下に倒すとブレーキがかかる。
- 左右のアナログスティックの組み合わせにより、Uターンやローリングといったトリッキーな動きも直感的に行える。
- ボス専用フィールドが用意され、フィールドを立体的に使った戦いが展開する。
- アーウィンは「ウォーカー」と呼ばれる二足歩行ロボに変形でき、地上を歩きながら攻撃が可能。これは『スターフォックス2』に採用される予定だった要素で、本作のために当時のデータを確認しつつ、モーションなどを作りなおした。
- 戦車型の乗り物「ランドマスター」も飛行型に変形する。アーウィンほどの機動力はない。
- 偵察機「ジャイロウィング」が登場。ジャイロウィングにはダイレクトアイと呼ばれる偵察ロボが格納されており、これを地上に下ろすことで小さな穴などの探索が可能。
- これらの乗り物はステージによって固定されているわけでないので、クリアしたステージを別の乗り物で再チャレンジすることも可能。
- 過去のものをベースに作り出した作品なので「4」や「5」でもなく、そしてリメイクでもない。故に「零(ゼロ)」にしたと宮本茂氏。