Pathea Gamesは、『逆神者(The God Slayer)』のデビュートレーラーと詳細情報を公開しました。対応プラットフォームはPS5、Xbox Series、PC(Steam)です。本作は2023年7月にPlayStation China Hero Projectタイトルとして発表された際には2027年発売予定とされていましたが、現時点では発売日未定と案内されています。
東洋風スチームパンク世界で神々への復讐を描くARPG
『逆神者』は、東洋ファンタジーとスチームパンクを融合させた世界を舞台にしたオープンワールドアクションRPGです。セレスティアルと呼ばれる神々が支配する世界で人間が抵抗の狼煙を上げるという物語を、飛行船やモノレールが行き交う蒸気文明の中で描きます。
プレイヤーは主人公チェンとなり、愛する者たちの仇を討つ旅に出ます。チェンは「エレメンサー」と呼ばれる、気(qi)を元素の力に変換する術を身につけた存在であり、”神殺し”への道を歩み始めます。
「気」をめぐる対立と、5つの元素を操る戦闘
本作の世界では、セレスティアルが万物を創造し、生物が生涯をかけて培養した「気」を死後に回収することで永遠の命を得ています。しかし一部の人間が気を自らの力として取り込み、元素の力に変換する術を発見したことで、神々との対立が生まれました。
神々は人間への報復として周王国を襲撃し、一夜にして王と多くのエレメンサーを虐殺しました。「神誅の日」と呼ばれるこの事件で、主人公チェンの家族も命を落としました。チェンは神々に対抗する組織「星墜ちの徒」に合流し、復讐と人類の解放を目指すことになります。
戦闘では火、水、土、金、木という5つの元素を操ります。これらは互いに影響し合い、火は木を燃やし、水は火を消し、土は障壁となるといった相互作用が発生します。組み合わせ次第で蒸気を発生させるなど多彩な効果を生み出せるため、状況に応じた戦術構築が求められます。
主人公は古代の巻物や師から新たな技を学び、気の流れを研ぎ澄ませることで神々に挑む力を身につけていきます。
蒸気技術が発達した首都が舞台、社会の闘も描写
物語の主な舞台となるのは、周王国の王都です。蒸気技術の恩恵を受けた繁栄の裏には深刻な格差が存在し、一部の上流階級が豊かさを享受する一方、大多数の民衆は貴族の特権のもとで抑圧されています。複数の派閥がそれぞれの思惑で動いており、神々に対抗するためには同盟や策略も重要になると見られます。Steamではストアページが公開されています。




