2025年8月15日、Phoenix Game Productionsが開発を手掛ける一人称視点ハイスピードアクション『Tokyo Underground Killer』(Steam)の発売日が2025年9月5日に決定しました。
『Tokyo Underground Killer』は、プレイヤーをネオンがきらめく東京の地下世界へと誘う、一人称視点でハイスピードに展開するカタナ・アクションゲームです。主人公は「シンジュク・ヴァンパイア」と呼ばれる暗殺者コバヤシ。彼は日本最大の犯罪組織「極楽組」に雇われ、侵略者「フラットライナー」や妖怪にインスパイアされた異形の敵たちとの苛烈な戦いを繰り広げることになります。舞台は実在の新宿・秋葉原・渋谷といったエリアを大胆にサイバーパンク化した街並みで、それぞれがネオンやグラフィティ、奇抜な看板で彩られ、昼夜を問わず異様な熱気を放っています。

戦闘の中心は刀による近接アクションで、斬撃、突き、パリィを組み合わせた多彩な戦闘スタイルが可能です。完璧なタイミングでパリィおよび回避に成功すると時間がスローになり、飛来する弾丸を跳ね返すこともできます。刀はチャージすることで炎を纏った斬撃を放つなど、派手なエフェクトを伴う必殺技も使用可能です。さらに、本作の特徴である「ブラッドスキル」により、敵の血を吸収して体力回復やスキル発動が行えます。スキルは10種類以上用意され、例として炎の竜巻を発生させる「ファイアトルネード」などが確認されています。血液は戦闘中に補充できるため、連続使用による爽快なコンボ構築も魅力です。

探索要素も豊富で、ミッションの合間には新宿のアパートで休憩したり、家具や装飾品を購入して室内をカスタマイズすることができます。街中ではパチンコ、スロットマシン、カプセルトイ収集といったミニゲームを楽しむことができ、ゲームセンターやギャンブルスポットなどの娯楽エリアも実装されています。アビリティツリーで能力を強化し、新たなスキルをアンロックする成長要素も用意されており、弁当コインを使って「弁当屋さん」で武器アップグレードやスキル強化が可能です。

物語は手描きのコミック調アニメーションで描かれ、アーティストHans “Heavy Metal Hanzo” Steinbachによるダイナミックなカットシーンが挿入されます。音楽面では、作曲家Andrew Hulshultが手掛ける2時間以上のオリジナルサウンドトラックがゲーム全体を包み込み、サイバーパンクかつダークな世界観をさらに引き立てます。東京の暴力団でお弁当屋さんを営む“弁当マン”というユーモラスなキャラクターがナレーションを担当する場面もあり、シリアスな戦闘の合間に独特の軽妙さを加えています。
敵の種類もバリエーション豊かで、装甲を持つデーモンのような強敵は、サブウェポンやブラッドスキルを駆使して攻略する必要があります。デモ版アップデートでは、こうした敵のバランス調整やUIの改善、新スキル「ブラッドスパイク」の追加など、リリース前から積極的な改良が行われています。
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