2019年初頭のリリースを目指し開発が進んでいる人気3D対戦格闘ゲーム最新作『デッドオアアライブ6』。“カッコいいDOA”という路線が明示され、肌の質感や胸の揺れを表現することに特化した「やわらかエンジン」非搭載、そして服の露出度を控えめにするなど、セクシャルな表現の緩和が謳われています。
そこで気になってくるのは、シリーズの伝統と表現しても過言ではないであろう女性キャラクターたちの胸揺れについてだと思うのですが、4Gamerがプロデューサー兼ディレクターを務める新堀洋平氏にインタビューを行い、その点についても確認してくれています。
『デッドオアアライブ6』インタビュー:揺れに関するやり取り
4Gamer:
ところで,本作はちゃんと“揺れる”のでしょうか。やわらかエンジンの廃止という部分が引っかかるのですが。新堀氏:
どうも誤解されてしまっているようで,私は揺れないなんて一言もいっていないんです。今回はゲームエンジンが新しくなったので,それに伴ってやわらかエンジンも一度廃止して新しいものに置き換わっただけです。とりあえず画面を見てください,揺れてるでしょ?4Gamer:
揺れてますねぇ……。新堀氏:
しかも,服装によって揺れ方が違うんですよ。硬い服を着ている人はほとんど揺れません。この先,もっとゆるい服も出てくるのですが,当然そうなると揺れ方も違いますので,ぜひ楽しみにしてほしいです。4Gamer:
現実的な揺れ方というか,服の部分とそこに収まっているものとで,揺れの度合いが違うのがなんともリアルです。新堀氏:
とりあえず,全体的に揺らしておけばいいという考え方ではダメなんです。なので,技術部門の物理チームに,揺れだけやっていればいいよと押し付けて,世界一のフィジックスエンジンを作っています。名前はないので,ただのニューエンジンと書いておいてください。海外メディアにもそう説明していますので。4Gamer:
なるほど,ニューエンジンですね。新堀氏:
外側は自然に,内側はもっちもちというのが,今回目指した揺れ方でして,たぶんどこも追いつけない技術を作っている自信はあります!
ということで、『デッドオアアライブ6』では、従来よりもナチュラルなリアル路線の“揺れ”を徹底的に追求していることが分かりました。さらに、こういった表現部分について、プレイヤーの好みで設定できるオプションが考えられているほか、eスポーツ用の設定も用意するとのことです。
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