GamesIndustry.bizは、レベルファイブの北米法人であるLEVEL-5 International AmericaとLEVEL-5 abbyは2019年8月から最小限度の人員で運営されており、事実上の業務停止状態にあると報道しました。
この件に詳しい複数の情報筋によると、LEVEL-5 International AmericaとLEVEL-5 abbyは、2019年半ばから業務の縮小を進めており、その中には両オフィスに務めるスタッフの大部分を解雇することも含まれているといいます。影響を受けた正確な人数は不明で、今現在オフィスに残っている従業員数も分かっていませんが、abbyでは2019年8月に約10名の従業員が解雇され、International Americaでも同数の従業員が解雇されたと推定されています。
また、LEVEL-5 abbyのCOOであり日常業務の責任者でもある早川ゆかり氏は、2020年初頭に同社を退職したと言われています。GamesIndustry.bizは、事実確認のため早川氏に連絡をとったそうですが回答は得られなかったとのことです。
2019年7月、LEVEL-5 International Americaはデザイン部門を閉鎖し、2名の従業員を解雇しましたが、当時は大規模なリストラではないとコメントしていました。
北米におけるレベルファイブのリリースが今後どうなるかは不明ですが、情報筋によると、現在のところ日本国外でリリースする具体的な計画はないとのことです。