日本ファルコムは9月29日に発売を予定しているPS5/PS4用ソフト『英雄伝説 黎の軌跡II クリムゾン・シン』について、キャラクターに関する最新情報を公開しました。
キャラクター情報
ルネ・キンケイド CV:福山潤
年齢:26歳 武器:軍用拳銃
「この建前なら“貸し借り”も発生しまい―― 断る理由などないと思うが?」
CID(中央情報省)の総合分析室に所属する分析官。デキる男のオーラを放つ優秀なエリート官僚であり、省内が派閥争いにある中でも各種の情報収集と現地オペレーションを卒なくこなす。
グラムハート大統領からも一目置かれている一方、彼自身も将来的には政界入りするという野心も抱く。
ヴァンやエレインとは幼馴染にしてアラミス高校時代の先輩後輩という間柄で兄貴分として二人を見守る反面、互いの立場を躊躇なく利用することも。
大統領からの信頼が篤く、水面下で進めているという“ある計画”も知る立場にあるが――その中でキンケイドが何を考えているかは定かではない。
ジン・ヴァセック CV:稲田徹
年齢:36歳 武器:籠手&具足
「俺自身、腹は煮えくり返っている―― だがこれも“準”で居続けたツケかもしれんな。」
《不動》の異名を轟かせる準S級遊撃士にして、カルバード遊撃士協会の重鎮。
東方三大拳法の一つ、《泰斗流》の達人という圧倒的な実力を持ちながら豪放磊落かつ気さくな性格。エースとして活躍するエレインをはじめ、多くの若手遊撃士たちから頼りにされているほか、共和国外での大事件解決にも貢献しており警察、政府組織にも顔が広い。
同門にして兄弟子にあたる結社《身喰らう蛇》の執行者・ヴァルターとは因縁の宿敵として幾度となくぶつかり合ってきたが……。
《破戒》エルロイ・ハーウッド CV:黒田崇矢
年齢:47歳 武器:???
「俺が仕込んだのは“凶器”と“動機”だけ―― 仕上げには数滴の劇薬(スパイス)が必要ってな。」
結社《身喰らう蛇》の最高幹部である使徒・第四柱で《千の破戒者》の異名を持つ。古今東西のあらゆる犯罪を研究・実践したとされ、己の欲望のためであれば法や倫理に背く事を何とも思わない“犯罪の天才”である。
結社の方針に従って共和国内で勢力を拡大していたマフィア《アルマータ》と暗殺組織《庭園》を潰すため各勢力に接触。間接的に組織を壊滅させるという目的は達成したもののその後、常に行動を共にしていた《黄金蝶》ルクレツィアから何故か距離を置くという不可解な動きを見せている。
《痩せ狼》ヴァルター・クロン CV:吉水孝宏
年齢:37歳
「拳ってのは―― こうやって使うんだよぉッ!!!」
《痩せ狼》の異名を持つ、結社《身喰らう蛇》の執行者No.VIII。凶暴な気配を纏う戦闘狂であり、常に強者との戦いを求めている。元々は《泰斗流》の宗家であるリュウガ・ロウランの一番弟子にして、ジンの兄弟子。そして、リュウガの一人娘・キリカの恋人であった。
しかし、その強さ故に“力”そのものに魅せられてしまい師であるリュウガを殺めた末に独自の“殺人拳”を探究するようになってしまった。
《アルマータ》と《庭園》の壊滅という結社の目的が達成された後は、ハーウッド以外の使徒から何らかの依頼を受けたらしく、共和国内で独自に行動を起こしているという。
《黄金蝶》ルクレツィア・イスレ CV:植田佳奈
「うふふ、その気にさせるのが上手やねぇ。ええよ――使えるもんなら使うてみ?」
結社《身喰らう蛇》の執行者No.IIIで、異名は《黄金蝶》。黒衣とヴェールを纏った蠱惑的な淑女で、雅な言葉遣いながら腹の内が読めない謎めいた気配を放つ。
得物の《ダスクグレイヴ》は《盟主》から賜った特殊な武具らしく、空間そのものを切り裂き、抉り取るという超常的な能力を有する。
ハーウッドと共に暗殺組織《月光木馬團》から結社に移った経緯があるため、古巣の成れの果てである《庭園》やその関係者には彼女なりに憐憫とも敬意ともとれる複雑な感情を見せるが……。
ツァオ・リー CV:平川大輔
「今宵、ツァオ・リーは“幻”と相成りました。お嬢様も――早く夢からお醒めになりますよう。」
東方系シンジケート《黒月》の中でも最大勢力を誇る《ルウ家》に長年仕えている若手幹部。東方三大拳法の一つ《月華流》の実力者にして《白蘭竜》の異名を持つ一方、あらゆる局面で狡猾に立ち回る切れ者としての一面も見せる。
基本的には実利を優先する合理主義者だが、人の縁にも重きを置いており、目的達成のためにはその縁を最大限利用することも。
表向きは《黒月貿易公司》の社長として大陸西部の利権を掌握しており、煌都で起こった事件ではその地位を活用してルウ家の次代長老、ファンに助力。
黒月における自身の足場を確固たるものとした。
ギエン・ルウ CV:山本格
年齢:78歳
「最早、事は動き出したようだ―― 為すべきことを為すがいい、アーロン、アシェンも。」
東方系シンジケート《黒月》を束ねる長老の 1 人。裏社会で絶大な権威を誇っており、小柄な老人ながら相対する者を圧倒する威厳と風格を持つ。市井に紛れ、東方人街の行く末を見守る一方組織や街のために周囲の人々を犠牲にするなど、冷酷な一面も併せ持つ。
長老として長きにわたり黒月を導いてきたが、煌都で発生した一連の事件を通して、自身の息子であるファン・ルウやツァオといった若手幹部達との間に綻びを生むこととなってしまった。
ガウラン CV:神尾晋一郎
「元ライ家暗部が筆頭、ガウラン―― お前たちを屠る者の名だ。」
東方三大拳法の一つ、《月華流》の第一人者として知られる東方出身の武闘家。並ぶ者のいないその実力から“月華最強”とも噂されている。
《黒月》の一角を成す長老家、《ライ家》に所属する筆頭拳士だったがマフィア組織《アルマータ》とライ家の繋がりが発覚したことで家が没落。その際、混乱の渦中にあった家の構成員たちを律するなど、野心家の多いライ家の中にあって“芯の通った人物”として黒月関係者からも高く評価されていた。
一方で《月華流》の武闘家であること、ライ家に仕えていたこと以外ガウランの素性を深く知る者は東方社会にも殆どいないようだが……?
アシェン・ルウ CV:ファイルーズあい
「ツァオ……待って……! それでも私は…………私は――!」
黒月を代表する長老家の一角・ルウ家の令嬢。現長老のギエン・ルウは祖父にあたる。気位は高くも寛大でお人好しなお嬢様だが、ルウ家の娘だけあって相応の凄みと覚悟、そしてしたたかさを垣間見せる場面も多い。
アーロンとは幼馴染の関係にあり、兄妹のように親しみつつも彼のどこか破滅的な“危うさ”をいつも気にかけていた。
なお、ルウ家の中にはアーロンを娘婿に迎えるという意見もあったようだが、アシェンの想いは長年ルウ家に仕え、彼女の成長を傍らで見守ってきたツァオへと向けられているようだ。