任天堂は、2025年3月期通期決算発表の中で、新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」を6月5日に発売し、翌2026年3月期に1500万台の販売を計画していることを明らかにしました
決算説明会で「Switch 2」の販売計画を公表
2025年5月8日に発表された2025年3月期通期決算(対象期間:2024年4月1日~2025年3月31日)において、任天堂は新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」を2025年6月5日に発売し、翌期にあたる2026年3月期に1500万台の販売を見込んでいると発表しました。
この販売目標は、現行「Nintendo Switch」の実質初年度販売台数(2018年3月期、1505万台)とほぼ同水準にあたります。ただしSwitch 2の販売計画期間は約10カ月であることや、18年3月期の実績に発売初月の台数が含まれていない点から、単純な比較は困難とされています。
売上63%増の業績見通しと、収益面のリスク
同じく通期決算発表の中で、任天堂は2026年3月期の業績見通しを公開しました。売上高は前期比63%増の1兆9000億円、純利益は8%増の3000億円を見込んでいます。新型機投入による増収が主因とされますが、円高や追加関税などが収益面の圧迫要因になるとしています
前期(25年3月期)は大幅減収減益
なお、発表のもととなった2025年3月期の連結業績は、主力であるNintendo Switchの販売減少を受けて、売上高は前期比30%減の1兆1649億円、純利益は43%減の2788億円という結果となりました。
情報元:日本経済新聞




