『Stray』の脚本家とデイヴ・バウティスタが手がける『Cat Assassin』発表──暗殺猫ヒューが活躍するネオノワール世界、ゲーム・アニメ・映画の複合展開へ

cat-assassin-hugh-concept

『Stray』の脚本を務めたスティーブ・ラーナー氏と、俳優・元WWEスターのデイヴ・バウティスタ氏がタッグを組んだ新プロジェクト『Cat Assassin』が発表されました。本作はステルスアクションゲームとして開発が進む一方、アニメや映画といった複数メディアへの展開も計画されており、新たなネオノワール世界の創出が注目を集めています。

スポンサーリンク

ステルスアクション『Cat Assassin』の世界

『Cat Assassin』は、暗殺者の猫・ヒュー(Hugh)を主人公に据えたステルスアクションゲームです。舞台は、擬人化された猫たちが暮らすネオノワール調の都市。プレイヤーは、抗争を繰り広げるカルテルと腐敗した権力者の狭間で生き抜くヒューの物語を体験することになります。

開発陣はゲームのトーンについて、『アサシンクリード』や『スプリンターセル』、さらには『Sifu』といった作品からインスピレーションを得ていると明言しており、重厚なアクションとダークユーモアが融合した作品になると予想されます。

物語構築を担うスティーブ・ラーナー

ストーリーの筆を執るのは、『Stray』の脚本で注目されたスティーブ・ラーナー氏です。前作ではロボット都市に迷い込んだ猫を描きましたが、『Cat Assassin』では一転して、シリアスかつスリリングな世界観に挑戦しています。ラーナー氏は本作について、「夢のような機会」と語っています。

バウティスタの多面的な関与

本プロジェクトには、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のドラックス役で知られるデイヴ・バウティスタ氏がプロデューサーとして参加しており、自身の制作会社「Dogbone Entertainment」を通じて、アニメシリーズや映画化も進行中です。

現時点では、バウティスタ氏がゲームや映像作品で声優・俳優として出演するかどうかは明かされていませんが、ヒューというキャラクター像と彼のイメージの親和性から、何らかの出演の可能性も注目されています。

開発・パブリッシング体制と将来展望

『Cat Assassin』はTitan1Studiosとの協業により開発が進められており、バウティスタ氏もスタジオとの提携に深く関与しています。スタジオ代表のラタン・ムールティ氏は「本作には計り知れない可能性がある」と述べ、作品に対する高い期待を示しました。

ゲームのリリース時期や対応プラットフォームはまだ公表されていませんが、今後のメディア展開に含まれるアニメシリーズや劇場映画の詳細も順次明かされていくと見られます。

注目のキャラクター「ヒュー」

ヒューは「可愛らしい猫」というよりは、「訓練された暗殺者」として描かれており、『Stray』とは一線を画すダークな魅力を持っています。この“非カワイイ”路線もまた、本作の独自性を際立たせる要素の一つです。

関連リンク

タイトルとURLをコピーしました