日本一ソフトウェアは、2025年7月31日に配信された「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ 2025.7.31」にて、新作ゲーム『ほの暮しの庭』を正式発表しました。本作は、“田舎暮らし生活シミュレーション”と銘打たれつつも、ホラー的な演出も交えた独特の世界観が特徴となっています。
発売日・対応プラットフォーム・価格情報

『ほの暮しの庭』の発売日は、2026年7月30日(木)に決定しています。対応プラットフォームは、Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5、Steamの4機種で、価格は以下の通りです。
通常版価格
- Switch 2 / PS5 / Steam:8,200円(税込9,020円)
- Switch:7,200円(税込7,920円)
プレミアム限定版価格
- Switch 2 / PS5:23,500円(税込25,850円)
- Switch:22,500円(税込24,750円)
プレミアム限定版には、ゲームソフトに加えて、特製BOX、アートブック(A5サイズ・32ページ)、サウンドトラック(CD2枚組)、キャンバスアート(18cm×14cm)、ピンバッジ5種セットが同梱されます。
CEROレーティングは現時点で審査予定とされています。
『夜廻』スタッフが手がける、“暮らし”と“異変”の交錯
本作の企画・ゲームデザインは溝上侑氏、開発責任者は勝又美桜氏が務め、音楽は高須和也氏(ZIZZ STUDIO)が担当しています。開発には『夜廻』シリーズのスタッフが参加しており、これまでのホラー作品で培われた演出力が、ほのぼのとした日常の中に緊張感を与える仕掛けとして注目されています。
舞台設定とストーリー概要
物語の舞台は、人里離れた山あいの小さな集落「彼ヶ津村」。主人公はこの村に迷い込み、そこで新たな生活を始めることになります。美しい四季の風景に囲まれた村で、村人と交流しながら理想の家を築く日々が描かれます。

しかし、公式キャッチコピー「暮らし、ときどき、──」の文言が示す通り、ただのスローライフでは終わらないことが暗示されています。村の名前「彼ヶ津村」も、「彼岸津(死後の世界への渡し場)」を連想させる響きを持ち、プレイヤーの間でホラー的解釈が広がっています。

ゲームシステムの特徴
田舎暮らしの生活体験
畑を耕し、野菜を育て、動物を飼い、釣りや狩りで食材を集めるなど、日常の営みが細やかに描かれています。村人との関係を深めながら、季節ごとのイベントにも参加できます。

ハウジング機能
プレイヤーは庭付きの一軒家を拠点に、手作り家具などで家の中を自由に飾り、思い描く理想の住まいを実現することが可能です。

不穏な“非日常”の予感
一見すると穏やかなスローライフですが、『夜廻』のスタッフによる演出により、祟りや異常現象などのホラー要素が忍び寄ることが示唆されています。日常が静かに、そして確実に侵食されていくような緊張感も、本作の醍醐味となりそうです。

トレーラーの内容
公開されたトレイラー映像は、穏やかな村の風景から始まり、徐々に不穏な空気が漂い始める構成となっています。郷愁を誘う音楽と共に、映像全体にホラー的な緊張感がにじみ出ており、本作の二面性を象徴する内容に仕上がっています。
公式情報と今後の展開
さらなる詳細については、公式サイト(https://nippon1.jp/consumer/honogurashi/)や今後の情報更新で明らかになる予定です。続報を逃さずチェックしたい方は、日本一ソフトウェアの公式Xアカウント(@nis_prinny)のフォローがおすすめです。
出典一覧
- 「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ 2025.7.31」発表内容
- 『ほの暮しの庭』公式サイト:https://nippon1.jp/consumer/honogurashi/




