Sucker Punch Productionsの新作『Ghost of Yōtei』について、メディア向けレビュー解禁日が9月25日午後10時(日本時間)に設定され、10月2日の発売日の約6日前に解禁されることが分かりました。PlayStation 5独占タイトルとして発売される本作のレビュー用コードは既に一部メディアに配布が開始されており、早期解禁は一般的に開発者の品質への自信を示すものと見られています。
レビュー解禁と発売情報
解禁スケジュールと業界への示唆
The Game Awards創設者のGeoff Keighley氏は『Ghost of Yōtei』のレビュー用コピーを受け取り、レビュー解禁日が2025年9月25日(木)の東部時間午前9時(日本時間では同日午後10時)に設定されていることを、自身のSNSを通じて発表しました。『Ghost of Yōtei』の発売日が10月2日であることから、レビュー解禁から発売まで約6日間もの期間が設けられており、読者はメディアによるレビューを参考に購入判断を行うことができます。
パブリッシャーが発売日より大幅に前倒しでレビュー解禁を行う判断は、業界では一般的に作品の完成度に対する自信の表れと見られています。数年間の開発期間を経た本作について、ソニーが早期解禁を決定した背景には品質への確信がうかがえます。
開発背景とメディア配布状況
Sucker Punchの実績と位置づけ
本作は『Ghost of Tsushima』の独立した続編として開発されており、前作の世界観を受け継ぎつつ新たな舞台と主人公で展開される作品です。Sucker Punch Productionsは前作で批評的・商業的成功を収めており、ソニーのファーストパーティスタジオとしてPlayStation 5の性能を生かしたタイトル開発を継続しています。
レビュー用コードの配布状況
現在、レビュー用コードはGeoff Keighley氏が受領を確認しており、他メディアへの配布も始まっているとされています。ただし、Twisted Voxelなど一部のメディアでは現時点でアクセス権が付与されていない状況が報告されています。
レビュー解禁まで約20日の段階で、早期のレビュー解禁設定が示すソニーの自信が、実際の評価にどう反映されるかが注目を集めています。
ゲーム世界と物語
蝦夷地を舞台とした復讐劇
本作は『Ghost of Tsushima』から約300年後の1603年が舞台で、復讐に取りつかれた孤独な武芸者・篤(あつ)が主人公です。幼き頃に家族を殺された篤は、16年の時を経て故郷の蝦夷地へ戻り、憎き「羊蹄六人衆」を追って未開の地へと足を踏み入れます。
花が咲き乱れる野原や雪深い連山など、羊蹄山周辺に広がる厳しくも美しい大自然が篤を待ち受けており、愛馬に跨って広大な蝦夷地を自由に探索できます。温泉、神社参拝、墨絵など、個性的なアクティビティに加え、死と隣り合わせの高難易度「万死」も再び登場します。
製品情報
開発元はSucker Punch Productions、販売元はSony Interactive Entertainmentで、2025年10月2日にPlayStation 5独占タイトルとして発売されます。スタンダードエディションの価格は8,980円、Digital Deluxe Editionは9,980円です。日本語フルローカライズ対応で、リップシンクにも対応した完全日本語吹替が実装されています。
エディションと特典
予約特典とコレクターズエディション
予約特典として、篤と羊蹄六人衆のアバターセット(全7種)と、ゲーム内アイテム面頬が用意されています。Digital Deluxe Editionでは蛇の装束、デジタルデラックス版鎧の染色、デジタルデラックス版馬と馬具、刀装具、旅人の地図(早期アンロック)、護符が含まれます。
コレクターズエディションには怨霊の面頬、仇討ちの帯、双狼の鍔、ペーパークラフト「銀杏の木」、アートカードセット、ボードゲーム「銭弾き」と巾着袋などの限定アイテムが同梱されます。




