『ドラクエVII リイマジンド』Game Informer 12月号の表紙に ─ 創刊30年超でシリーズ初、同号でシリーズ史も特集

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米国の有力ゲーム専門誌Game Informerが、2025年12月号の表紙にスクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストVII リイマジンド』(2026年2月5日発売予定)を起用することを発表しました。驚くべきことに、同誌が30年以上の歴史の中で『ドラゴンクエスト』シリーズを表紙に採用するのは、これが初めての出来事です。

日本で国民的RPGとして絶大な人気を誇る一方、海外ではこれまで大手メディアの表紙を飾る機会に恵まれなかった同シリーズ。今回の特集は、1986年の第一作から続くシリーズ全体の歴史を振り返る企画も含まれており、この「30年越しの快挙」は、海外におけるドラクエの評価が新たな段階に入ったことを象徴する特筆すべき出来事と言えます。公開された表紙には、主人公、キーファ、マリベルが一体のゴーレムから身を隠す構図が描かれています。

歴史的な表紙を飾る『ドラゴンクエストVII リイマジンド』は、そのグラフィック制作に特徴的な手法が用いられています。それは、職人の手によって実際に作られた人形を3Dスキャンしてゲーム内のCGキャラクターとして落とし込んでいるというものです。スクウェア・エニックスは、これを「ドールルック」と呼んでおり、その製作過程を映像でも公開しています。

Game Informer誌は今回の特集にあたり、編集者が東京のスクウェア・エニックス社を訪問し、数時間の先行プレイや開発チームへの取材も実施済みです。シリーズの「キーパーソン」とされる人物への90分以上にわたるインタビューも行われたと報告されており、これらの特集記事や関連動画は、同誌のデジタル版が公開される11月4日以降、順次公開される予定です。

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