世界的な大ヒットを記録した『ホグワーツ・レガシー』。その続編が、一人で遊ぶゲームから大きく方向を変え、MMORPGになる可能性が出てきました。これは、開発元であるAvalanche Softwareが公開した最新の求人情報から明らかになったもので、ファンの間で大きな注目を集めています。現時点で公式発表はありませんが、求人内容には続編の方向性を示す具体的な記述が複数含まれています。
「オンラインRPG」の求人を複数公開、その背景
今回の話題の発端となったのは、Avalanche Softwareが公開した複数の求人情報です。具体的には「Designer, Narrative Systems(物語システムのデザイナー)」や「Lead Designer, World(世界観設計の責任者)」といった職種で、オンラインマルチプレイヤーRPGの開発経験を持つ人材を募集していることが確認されました。これにより、同社が水面下でオンライン対応の大型タイトルを開発している可能性が示されています。
実は、続編に関するオンライン化の兆しは今回が初めてではありません。以前から同社の求人では「魔法ワールドの知識」と並んで「ゲーム・アズ・ア・サービス」、つまり継続的にアップデートしながら運営するタイプのゲームでの経験が求められることがあり、続編の方向性について様々な推測を呼んでいました。今回の新たな求人は、そうした流れを裏付けるものであり、何らかのプロジェクトが進行している可能性を示すものと言えます。
求人詳細が示す「ライブサービス型MMO」の可能性
さらに求人情報の詳細を読み解くと、続編の姿がより具体的に見えてきます。募集要項には、「既存フランチャイズでの制作」や「ライブサービスゲームでの実務経験」といった項目が明記されています。『ホグワーツ・レガシー』という世界的ヒット作を持つAvalanche Softwareが、このような条件で人材を募集していることから、この求人は続編のためのものである可能性が高いと見られています。
また、「対話的な物語作り」や「プレイヤーが選択できる物語展開」といった専門知識も求められています。これらは『ホグワーツ・レガシー』でも重視されていた要素であり、続編との関連性をさらに強く示唆するものです。もしこれが本当に続編であれば、前作の魅力であった広大なオープンワールドと物語への没入感を保ちながら、他の多くのプレイヤーと一緒に冒険を楽しめるライブサービス型のMMORPGへと変化する可能性があります。
公式発表はまだ、推測を呼ぶ開発元の動き
もちろん、これらの情報はあくまで求人内容からの推測であり、開発元や親会社であるWarner Bros.から正式な発表があったわけではありません。この求人が『ホグワーツ・レガシー』とは全く別の新しいプロジェクトである可能性もゼロではありませんが、同じ開発チームが同じ時期に複数の大規模オンラインRPGを手がけるとは考えにくいのが実情です。
いずれにせよ、Avalanche Softwareが何らかの大規模なプロジェクトを進めている可能性が高いと見られています。前作の大きな成功を考えれば、続編への期待は非常に大きいものがあります。ファンとしては、今回の情報に期待を寄せつつも、冷静に公式からの発表を待つ必要がありそうです。今後の発表から目が離せません。
まとめ
- 開発元Avalanche Softwareが「オンラインRPG」の複数の求人を公開。
- 求人内容に「既存の人気シリーズ」「ライブサービス」といった記述があり、『ホグワーツ・レガシー』続編との関連が示唆されている。
- 続編がMMORPG化する可能性があるが、現時点では公式発表なし。




