E3 2018での発表から7年以上。Bethesda Game Studiosのトッド・ハワード氏が、『The Elder Scrolls 6』(以下、TES6)の開発に「スタジオの大半」が取り組んでいることを明らかにしました。
Fallout 76発言を訂正、「スタジオの大半がTES6に」
ハワード氏は直近のインタビューで、『Fallout 76』がBethesda Game Studiosで「最も作業している」タイトルだと発言し、ファンの間で混乱を招いていました。今回のGame Informerインタビューでは、TES6に「スタジオの大半」が取り組んでいると明言し、この混乱を解消した形です。
「『TES6』は順調に進んでいます。スタジオの大半が『TES6』に取り組んでいます。ただ、私たちは常に複数のプロジェクトを並行して進めています。長いプリプロダクション期間を設けて、手応えを得てから進めるんです」とハワード氏は語っています。
同氏はまた、「私たちみんな、もう少し速く──いや、もっとずっと速く進めたいと思っています。でも、正しくやりたいプロセスなんです」とも述べ、開発チーム自身も、もっと速く進めたいと思っていることを明かしました。
ただし、具体的な発売時期は明かされておらず、「まだ数年先」との見方もあります。
発表から7年以上、Skyrimから14年
『TES6』は2018年のE3で短いティーザー映像とともに発表されましたが、それから7年以上が経過した現在も、具体的な続報はほとんど出ていません。2025年のGame Awardsにも出展されませんでした。
ハワード氏自身も、前作『Skyrim』からの期間について「長すぎた」と認めています。『Skyrim』は2011年に発売され、14周年を迎えました。
発売時期や新情報の公開予定は依然として不明です。ただ、「スタジオの大半が取り組んでいる」という今回の発言は、7年間で最も具体的な進捗報告と言えそうです。
出典
・Game Inofrmer「Bethesda Gives Us An Update On The Elder Scrolls VI Development」




