名越稀洋の新作『GANG OF DRAGON』、主人公は歌舞伎町の韓国系マフィア——マ・ドンソク主演

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名越稔洋氏が率いる名越スタジオは12月12日、The Game Awards 2025で新作『GANG OF DRAGON』を発表しました。主人公は歌舞伎町を拠点とする韓国系マフィアの幹部で、俳優マ・ドンソクさんが演じます。

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シン・ジソン——歌舞伎町に現れた韓国系マフィアの男

主人公の名はシン・ジソン。歌舞伎町を拠点とする韓国系マフィアの幹部であり、Steamストアページでは「アジアを代表する俳優 マ・ドンソク」が演じると紹介されています。

物語のテーマは「暴力と絆が交錯する」ドラマです。シン・ジソンは新宿の街を探索しながら、裏社会の抗争と街に生きる人々との濃密な関わりを通じて、自らの使命に立ち向かっていきます。

本作の舞台である歌舞伎町は、『龍が如く』シリーズの架空の街「神室町」のモデルとなった実在の場所です。キーアートでは歌舞伎町一番街の門が背景に描かれており、龍が如くシリーズを想起させる構図となっています。

殴る、撃つ、斬る——マ・ドンソクのフィジカルが活きる戦闘

マ・ドンソクさんは『犯罪都市』シリーズなどで知られる韓国の俳優です。その圧倒的な体格とアクションは韓国映画において絶大な存在感を放っており、出演作では無敵の強さを見せることで知られています。

『GANG OF DRAGON』は三人称視点のアクションアドベンチャーです。バトルではシン・ジソンの圧倒的なフィジカルを活かした肉弾戦を軸に、刀、銃撃、車アクションといった多彩な戦闘手段を駆使しながら敵と対峙します。

映像では、通り魔のドスを素手で受け止めるシーン、マシンガンを連射するシーン、日本刀で斬り合うシーンなどが収録されており、マ・ドンソクさんの持ち味が存分に活かされています。

セガを離れた名越稔洋、待望の初タイトル

名越稔洋氏は『龍が如く』シリーズの生みの親として知られています。2021年にセガおよび龍が如くスタジオを退社し、2022年にNetEase傘下で名越スタジオを設立しました。『GANG OF DRAGON』は同スタジオ初のタイトルとなります。

開発は「deep into development」(開発が深く進行中)の段階にあるとされています。発売日および対応機種は現時点で未発表ですが、Steamストアページはすでに公開されています。

名越氏は2023年のインタビューで「ファンを裏切らない」と語っていました。『GANG OF DRAGON』は、その言葉の先にある名越スタジオ初のタイトルです。

出典

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