日本一ソフトウェアは9月19日、2026年7月30日発売予定の生活シミュレーションゲーム『ほの暮しの庭』について、最新映像と詳細なゲーム要素を公開しました。
本作は人気ホラーゲーム『夜廻』の開発スタッフが手がける田舎暮らしシミュレーションです。対応機種はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PS5、Steamで、価格はSwitch2・PS5・Steam版が8,200円(税込9,020円)、Switch版が7,200円(税込7,920円)となります。
水田システムで本格的な米作りを体験
「日本一ソフトウェア UNTITLED// Lite 2025.9.19」の紹介では、畑作に加えて水田での農業要素が詳しく紹介されました。プレイヤーは田起こしから水田を整備し、お米やレンコンなどの水辺特有の作物を育てることができます。特徴的なのは「あひる農法」と呼ばれるシステムで、水田を泳ぐあひるたちが草取りを手伝ってくれる仕組みが用意されています。

狩猟免許制による本格的な狩りシステム
山間部では野生動物の狩猟が楽しめますが、現実と同様に適切な狩猟免許の取得が必要です。対象となる動物に応じて異なる免許を取得する必要があり、弓矢での狩猟や罠を仕掛ける方法が用意されています。無免許での狩猟は不可とされており、リアルな狩猟体験を再現しています。

1500種以上の家具による充実のハウジング
ハウジング要素では、自宅と庭に配置できる家具が1500種類以上登場します。家具は店舗での購入に加えて、レシピを入手してクラフトする方法も用意されており、プレイヤー独自のレイアウトを作り上げることが可能です。


住民との関係構築と『夜廻』スタッフならではの夜の探索
村の住民にはプレゼントを贈ることができ、それぞれの好みに合わせた品物を選ぶ必要があります。好感度を上げることで特別なイベントが発生する仕組みです。

注目すべきは、生活シミュレーションゲームでは珍しい深夜の村探索要素です。昼間の生活に役立つ素材の収集やホタルの群れとの出会いなど、夜ならではの美しい体験が楽しめます。一方で、最新映像ではホラー要素を示唆する一場面も確認されており、『夜廻』スタッフが手がける作品ならではの不穏な雰囲気も含まれています。本作の対象年齢は15歳以上相当とされています。



東京ゲームショウ2025でプレイアブル出展
『ほの暮しの庭』は9月25日から28日まで千葉・幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2025にプレイアブル出展されます。会場では舞台となる「彼ヶ津村」の雰囲気を味わえるノベルティ配布や新作グッズの販売も予定されています。
限定版とプレミアム限定版の予約受付中
「Nippon1.jp ショップ」では、アートブックとサウンドトラックを特製BOXに収めた限定版、さらにキャンバスアートとピンバッジ5種セットを加えたプレミアム限定版の予約を受け付けています。
本作は『夜廻』シリーズの溝上侑氏が企画・ゲームデザインを担当し、開発責任者は勝又美桜氏が務めます。のどかな田舎暮らしの中に潜むホラー要素という独特な世界観で、『夜廻』ファンにも新規プレイヤーにも訴求する作品として期待されます。
関連リンク:ほの暮しの庭 公式サイト




