『ライフ イズ ストレンジ リユニオン』英語版声優が語る10年の絆——デヴリース氏「私が木だとしたら、彼女の周りに成長した」

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『ライフ イズ ストレンジ リユニオン』の英語版でクロエ・プライス役を務めるリアナ・デヴリース氏は、Eurogamerのインタビューで「私が木だとしたら、彼女の周りに成長してしまった。彼女にさよならを言えるとは思えない」と語り、10年以上演じたキャラクターとの関係を自分自身の一部として表現した。同作はDeck NineとSquare Enixが「マックスとクロエのサーガのエピックな結末」と位置づけるシリーズ最終章で、2026年3月26日に北米で、3月27日に日本でPS5/Xbox Series X|S/PC向けに発売される。英語版マックス・コールフィールド役のハンナ・テル氏もまた、キャラクターとの長い歩みを通じて自身が変わった体験をインタビューで語っている。

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最終章の背景——声優交代とキャラクターの帰還

2015年に登場した初代『ライフ イズ ストレンジ』では、アシュリー・バーチ氏がクロエ役を演じていた。しかし2016年から2017年にかけてのSAG-AFTRAストライキにより、バーチ氏は次作『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム』に出演できなかった。代わってクロエ役を引き継いだのがデヴリース氏だ。シリーズはその後、『ライフ イズ ストレンジ ダブルエクスポージャー』(2024年)を経て、今回の『リユニオン』(2026年)に至っている。

テル氏は、マックスとクロエの再会が描かれることについて、ケアと愛と慎重さをもって扱われることが自分にとって不可欠だと述べている。ノスタルジアについての作品ではなく、ずっと続けたいと思っていた物語だと語った。

「問題だと思っていた自分」を肯定してくれた役——テル氏の体験

テル氏は、マックス役のオーディション当時を振り返り、自分自身の居場所に確信が持てない転換期だったと語っている。そのうえで、次のように述べた。

「自分の人生でとても不思議な時期にいたことを覚えています。奇妙なことに、自分自身や自分の居場所にまったく確信が持てない大きな転換期で、そのときこのオーディションが現れたんです。それは、なぜか自分の中で問題だと思っていたすべてのことを称えてくれるものでした」

カメラの前に出ずに仕事ができ、約1年かけてゲームの主役になったことは、自分自身もキャラクターも大きく成長する旅だったとテル氏は振り返る。マックスと共に歩んだその時間が、自身にとって深い意味を持ったという。

マックス役を演じることについて、目的を感じさせてくれる存在だとテル氏は語り、これが彼女を演じる最後になるのは本当につらいと涙ながらに述べた。

「私が木だとしたら」——デヴリース氏とクロエの不可分な関係

デヴリース氏は18歳のとき、Facebookで10代の女の子のように動けるゲーム出演者を募集する投稿を見つけて応募し、クロエ役を獲得した。当初は『ビフォア ザ ストーム』のモーションキャプチャーのみの採用だったが、その後ボイスオーディションにも合格したという。

それから約10年。シリーズ最終章を前に、デヴリース氏はクロエとの関係を次のように表現した。

「私が木だとしたら、彼女の周りに成長してしまった。彼女にさよならを言えるとは思えないんです。何度もこの役を演じられたこと、この素晴らしいチームの人たちと、そしてハンナと一緒にやれたことに、ただただ感謝しています。素晴らしい旅でした。こうなったことが本当にうれしいし、自分の内面の世界ではこれを終わりにするつもりはありません。私の内面の世界では、クロエは生き続けています」

デヴリース氏の言葉からは、クロエが自身と切り離せない存在になったことが伝わる。テル氏もまた、マックスを通じて自分自身の一部だと思っていた弱さが肯定されたと語っている。

※本記事はEurogamerの報道をもとに、関連情報を加えて再構成しています

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