『メタファー:リファンタジオ』の続編について、橋野桂ディレクターが「急いで出すつもりはない」と語りました(Game Informer、GamesRadar+報道)。シリーズを継続する場合は初作の価値観を引き継ぎ、「待っているファンにとって価値あるものにしたい」との考えです。ただし続編の有無や時期は未定で、現時点は「方向性の確認」段階にとどまっています。
成功でも「すぐに続編」とはならない理由
『メタファー:リファンタジオ』は批評・商業両面で成功を収め、アトラスで最も早く売れたタイトルの一つとなりました。複数のアワードも獲得しています。
しかし橋野氏は、こうした成果を理由に続編を急ぐ考えはないと述べています。
「一定の成功を収めたからといって、それに乗じてすぐに続編を出したいとは思いません。しっかり考えたいと思っています」
GamesRadar+によれば、開発側は現時点で「正しい方向に進んでいるか確認する」段階にあり、成功だけを根拠に動くつもりはないとのことです。
続編を出すなら「ファンに値する内容」が条件
橋野氏は、仮にシリーズを継続する場合の条件についても言及しています。初作に込めた価値観を積み重ね、「待っているファンにとって価値あるものにしたい」との考えです。
ただし「シリーズを続けられるなら」という前提であり、続編の制作や時期が確定したわけではありません。
『真・女神転生』『ペルソナ』に並ぶブランドを目指して
開発当初から橋野氏には、同作を「アトラス内のブランドの柱として育てたい」という野心がありました。『真・女神転生』や『ペルソナ』と並ぶ位置づけを目指していたとのことです。
なお、同氏は『ペルソナ5』以降、同シリーズには「あまり関わっていない」とも述べています。




