任天堂は2026年3月25日、米国においてNintendo Switch 2専用の新作デジタルタイトルのメーカー希望小売価格(MSRP)をパッケージ版と異なる設定にすると発表した。第1弾は5月21日発売の『ヨッシーとフカシギの図鑑』(Yoshi and the Mysterious Book)で、同作のプリオーダーから適用される。日本や英国ではすでにタイトルによってデジタル版とパッケージ版で異なる価格が設定されていた。
デジタル版59.99ドル、パッケージ版69.99ドル――10ドルの差
『ヨッシーとフカシギの図鑑』の場合、デジタル版のMSRPは59.99ドル、パッケージ版は69.99ドルで、10ドルの差がつく。なお、この価格設定はあくまで同タイトルにおける数値であり、今後のすべてのタイトルに同じ差額が適用されるとは限らない。
統一ルールはなし――タイトルごとに価格差は変動の可能性
任天堂は今回の発表で、デジタル版とパッケージ版の価格差に関する統一的なルールを定めていない。公式ニュースポストでは次のように記されている。
「小売パートナーは、パッケージ版・デジタル版ともに独自の価格を設定します。また、各タイトルの価格は異なる場合があります」
つまり、MSRPはあくまで希望小売価格であり、実際の販売価格は小売側の判断で変わりうる。タイトルごとの価格差も一律ではない可能性がある点は押さえておきたい。
なお、日本ではすでにSwitch 2向けタイトルでデジタル版とパッケージ版の価格差が導入されている。『ヨッシーとフカシギの図鑑』の場合、パッケージ版が7,980円、ダウンロード版が6,980円で、1,000円の差だ。英国でもタイトルによって同様の価格差が見られる。
任天堂の説明――「製造・流通コストの違い」と「選択肢の拡大」
任天堂はこの価格差について、製造・流通にかかるコストの違いを理由に挙げている。公式ニュースポストの内容は以下の通り。
「任天堂のゲームは、パッケージ版でもデジタル版でも同じ体験を提供します。今回の変更は、各フォーマットの製造・流通に伴うコストの違いを反映したものであり、プレイヤーが任天堂のゲームを購入・プレイする方法について、より多くの選択肢を提供するものです」
デジタル版とパッケージ版で製造・流通のコストが異なるという認識を、任天堂が公式に示した形だ。ただし「コストの違いを反映」とされているのみで、具体的なコスト内訳は開示していない。
※本記事はGamesRadar+の報道をもとに、関連情報を加えて再構成しています



