8ドルの『PEAK』に30超のパッチを出しても「怠慢」——開発元がプレイヤーの批判に反論

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協力型アクション『PEAK』の共同開発元Landfallが、アップデート頻度への不満を訴えるプレイヤーに対し「アップデートは権利ではなくボーナスだ」とX上で反論した。PC Gamerによると、同作はリリースから1年未満でメジャーアップデート3回、パッチ30回超を含む大規模なサポートを続けてきた8ドルの作品だ。もともとゲームジャム(短期間でゲームを作るイベント)から生まれたこのタイトルに、ライブサービス並みの更新が求められている構図を、開発元自身の言葉からたどる。

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「アップデートは権利ではなくボーナス」——Landfallの反論

きっかけは、あるプレイヤーがX上に投稿した批判だった。PC Gamerによると、その投稿はLandfallの「lazy dev cycle(怠慢な開発サイクル)」を非難し、「今年中にPeakの開発が終わるならそれまでにもっとできることがあるはずだ」と訴える内容だった。ただし「今年中に開発終了」はこのプレイヤー個人の主張であり、Landfallが公式に認めた事実ではない。

これに対してLandfallは、公式Xアカウントで次のように返した。

「Peakにはものすごくたくさんのアップデートを出してきた。LandfallもAggro Crabもライブサービスのスタジオではない。アップデートは権利ではなくボーナスだ。」 ——Landfall公式Xアカウント / PC Gamerより

8ドルのゲームジャム作品が積み上げた30超のパッチ

『PEAK』は、Landfallと共同開発元Aggro Crabがゲームジャムで作ったプロジェクトから生まれた作品だ。価格は8ドル。定期的にディスカウントの対象にもなっている。それがSteamで累計1,000万本超を売り上げる大ヒットとなった。

PC Gamerによると、リリースから1年未満の時点でメジャーアップデート3回、パッチ30回超、ホットフィックス9回、マイナーアップデート4回が配信されている。2026年には最終バイオームが配信される予定で、Aggro Crabが2026年1月の動画でこの計画を公表した。

Landfallは別の場面で、かつて業界では発売後にアップデートを出さないのが普通だったと振り返り、自分たちはそれをはるかに超えていると述べている(IGNより)。8ドルの作品にこれだけのサポートを続けてきても、ライブサービス並みの更新頻度を求める声は止まなかった。

4タイトル同時進行が小規模スタジオに残したもの

Landfallは反論とは別の投稿で、スタジオの内情にも触れている。

「手を広げすぎた。毎年新作を届けるプレッシャーは、小さなチームには重くのしかかる」 ——Landfall公式Xアカウント / PC Gamerより

IGNによると、LandfallとAggro Crabはいずれも約10人規模のスタジオだ。Landfallは昨年、『PEAK』のリリースに加えて『Haste』、『TABS: Pocket Edition』、そして『ROUNDS』の移植を並行して進めていた。新作にも取り組んだがうまくいかなかったとしている。

今後についてLandfallは「新プロジェクトには引き続き取り組む」としつつ、「もう少し無理のないペースで進めたい」と述べている。

※本記事はPC Gamerの報道をもとに、関連情報を加えて再構成しています

出典

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