スクウェア・エニックスがPS4/Steamで配信を予定している『THE QUIET MAN』の公式生放送が配信され、約40分に及ぶデモプレイがお披露目されました。
本作は、ビジネスギャングのボスに雇われている腕っぷしの強い主人公デインが、誘拐されてしまったヒロイン「ララ」を助け出すまでの一夜を描くという、ストーリー体験に主軸を置いたアクションゲーム。主人公のデインは耳が聞こえないことから、ゲーム内では音や言葉といった情報伝達の手段が排除されています。そのため、本作の物語を理解するには目の前で繰り広げられる出来事に目を凝らし、張り巡らされている様々なヒントを見逃すことなく、能動的に情報を読み解いていく必要があるとのことです。しかし、その難度は相当に高いらしく、藤永プロデューサーは「解けるものなら解いてみてほしい」と挑戦的な発言をしています。
音を排除したという本作ですが、完全に無音というわけではなく、アクションパートでは敵に攻撃がヒットした、または攻撃を受けたという感覚をプレイヤーに伝えるための独特なSEが用意されています。なお、体力バーなどのUIは存在しませんが、画面の色で体力の具合が把握できるようになっているほか、画面右側のレンズフレアがメーターの役割を担っており、これが青になると「フォーカスモード」が発動可能に。フォーカスモード中は非常に強力な攻撃を繰り出すことができます。
ゲームクリアまでの所要時間は3時間程度と小ぶりな作品となっており、そのボリュームに見合う価格として映画を一本鑑賞した場合と同程度の1,800円+税が設定されています。藤永プロデューサーは「尖った作品を手に取ってもらうには価格が大事。この価格ならオススメしやすい」と説明。また、フォトリアルな美麗グラフィックのおかげで低価格タイトルには見えないのもポイントだと述べています。
『THE QUIET MAN』公式生放送
39:37~ デモプレイ
https://youtu.be/wF6mmWQLmCE?t=39m37s