マーベラスは11月12日に発売を予定しているSwitch/PS4用ソフト『天穂のサクナヒメ』について、ゲーム史上類を見ない深さで体験できるという“日本古来の米づくり”に関する詳細を公開しました。
田植期
田起こし
石を取り除き、クワで田んぼを耕すことで稲が育ちやすい環境を整える工程。しっかり耕すほど稲が根を張り育ちが良くなる。
種籾選別
より良い種籾(たねもみ)を選ぶ工程。種籾の沈んだ桶に泥や塩を入れて混ぜることで比重が軽く低品質な種籾を浮かせて取り除くことができる。ただし、収穫量も減るので注意が必要。
育苗
選別した種籾を育苗箱へまき、苗になるまで育てる工程。多くの苗が育つが品質が落ちる厚播きと苗の数は減るが品質が上がる薄播きがある。
田植え
育った苗を田んぼに植える工程。植える間隔が近すぎたり、離れすぎたりすると稲の育成に悪影響が出る場合もある。
育成期
水やり
水路を使って田んぼの水量と温度を管理する作業。稲の成長度合いやその日の天候に応じて適切な水量管理をするほど良い稲が育つ。
肥料
田んぼの土壌に養分を与えるため肥溜めへ様々な素材を混ぜて熟成させた堆肥を撒く作業。堆肥を捲くことで病気や害虫の発生を抑えることもできる。
草むしり
田んぼに生えた雑草を取り除く作業。時間と共に生えてくる雑草をこまめに取り除くことで稲に栄養がいきわたる。
収穫期
稲刈り
カマを使って稲を刈り取る工程。水を抜いてから稲を刈り取ることで稲架掛けの際に乾きやすくなる。
稲架掛け
刈り取った稲を干す工程。刈り取り直後の稲は水分量が多すぎるため適度に乾燥させることで美味しいお米になる。
脱穀
千歯こきなどを使い収穫した稲の穂先から籾を外す工程。
籾摺り
木臼などを使いもみ殻を取り除き籾を米にする工程。行うほど精米されて白米に近づき米の質は良くなるが食材にした時の栄養価が下がっていく。