日本一ソフトウェアは、PS4/Switch向け百合アドベンチャー『こちら、母なる星より』を10月28日に発売すると発表しました。価格は通常版・ダウンロード版ともに6,980円+税です。
『こちら、母なる星より』は、荒廃した池袋で女の子6人が手を取り合いながらサバイバルするゲーム。開発はデイジーワールド、プロデューサーは菅沼元氏氏、ディレクターは植木直敬氏、キャラクターデザインは春夏冬ゆう氏、シナリオは伊西殻氏が担当しており、2019年発売の『じんるいのみなさまへ』と同じ布陣です。ちなみに、デイジーワールドは、植木直敬氏がアクワイアから独立して新たに立ち上げた開発会社です。
ストーリー
プロローグ
宙からやってきたとされるそのウィルスは
地球にかつてないほど大きな被害をもたらしました。
そんな災禍から長い長い月日が流れ、
今、この池袋にはわたしたち6人だけ。
狭くなった街と崩れた建物、それを彩る草の緑と水の青。
そして、どこからか漂うエアコンのニオイ。
「こちら、母なる星より」わたしたちは今日も大丈夫です!
クルーズ船
目が覚めるとそこはクルーズ船でした
ある朝、クルーズ船で目を覚ました奏心たち6人の女の子。
クルーズ船の中はとても静かで、どれだけ探してみても人の姿はありません。
なんとなく覚えているのは“お互いの名前”と“6人で旅行に来ていたこと”だけ……。 じっとしていてもしょうがないので、とりあえず船内を散策してみることに。
船にはわたしたち以外に誰もいない
誰もいない船内を探索していると、無機質なアナウンスが流れ始めます。
「まことに申し訳ございませんが、当船は機関故障のため、しばらくのあいだ停泊いたします。
救助は一週間で到着の予定です」
故障はしてるけど船が沈む様子もないし、待っていれば救助も来る。
安心した奏心たちは、他に人がいないことを不思議に思いながらも、クルーズ船での生活を楽しむことにしました。
救助は……来ない……!?
アナウンスから一週間が経ちましたが、救助はやってきませんでした。
奏心たちは「なにかできることがあるかもしれない」と、船内の調査を始めます。
調査の末、船の“外”へと繋がっている扉を発見する奏心たち。
意を決して、6人は扉の向こうへと歩き出します──。
池袋編
無人の大都市・池袋
船の外に広がっていたのは、荒廃した姿の池袋。
草木がいたるところに生い茂るこの池袋にも、人の姿は見当たりません。
クルーズ船の外に広がる無人の大都会に驚きながらも、 奏心たち6人は、ここ池袋でのサバイバル生活を始めます。
池袋での生活を通して深まる6人の仲
誰もいない池袋では、食べるものも寝るところも全て自分たちで用意しなければいけません。
奏心たちは快適な生活を目指して、お互いに助け合いながらサバイバル生活をおくります。
毎日、同じものを食べて、同じところで寝ることで徐々に絆を深めていきます。
この街の真相は……
誰もいない池袋で見つかる多くの謎。
奏心たちは日々のサバイバル生活に夢中で、色々な疑問をそのままにしていました。
しかし、ある事件をきっかけに、この世界の真相に近づくことになります。
サバイバル生活で深まる絆
ずっと一緒にいるサバイバル生活で、様々な表情を見せる女の子たち。
同じ時を過ごす中で彼女たちは大切な相手を見つけ、それぞれのペースで距離を縮めていきます。
キャラクター
- 春海(はるみ)
占い好きの15歳。いつもは落ち着いた口調で飄々としているが、夏樹の何気ない言葉にドキッとさせられる乙女な一面も。 - 夏樹(なつき)
コスプレ好きな17歳。いつもマイペースだが、いざという時には頼りになる。 - 奏子(かなこ)
クルーズ旅行が好きな16歳。本作の主人公的ポジション。悩んでいる子の背中を押す前向きな性格。モットーは「きっと大丈夫!&エンジョイ」。 - 玲頼(あきら)
料理好きの15歳。日本とデンマークのハーフで少しボーイッシュな女の子。脱線した話を本題に引き戻すしっかり者。 - 沙織(さおり)
読書好きの17歳。宇宙工学を学んでいる高専生。機械系に強く意外と体力もある。池袋にわずかに残った本から役立つサバイバル知識をどんどん身につけていく。 - 百年子(もとこ)
自撮り好きの13歳。甘えん坊のかまってちゃん。生粋のムードメーカーで、百年子が「ほしい!」といったものをみんなで叶えることで結果的に生活の質が向上する。