ビジュアルノベル『ATRI -My Dear Moments-』『徒花異譚』Switch/iOS/Android版が12月16日リリースへ

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アニプレックスエグゼは、2020年6月にリリースしたPC向けビジュアルノベル『ATRI -My Dear Moments-』『徒花異譚』の2作品について、Switch/iOS/Android版を12月16日にリリースすると発表しました。移植を手掛けたのはiMelで、ゲーム内容に変更はありません。

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『ATRI -My Dear Moments-』について

沈みゆく世界で、君をみつけた。ノベルゲーム『ATRI -My Dear Moments-』がNintendo Switch/iOS/Androidに登場!

■STORY

原因不明の海面上昇によって、地表の多くが海に沈んだ近未来。

幼い頃の事故によって片足を失った少年・斑鳩(いかるが)夏生(なつき)は、都市での暮らしに見切りを付け、海辺の田舎町へと移り住んだ。

身よりのない彼に遺されたのは、
海洋地質学者だった祖母の船と潜水艇、そして借金。

夏生は“失った未来”を取り戻すため、謎の借金取り・キャサリンと共に、祖母の遺産が眠るという海底の倉庫を目指して潜る。

そこで見つけたのは、
棺のような装置の中で眠る不思議な少女――アトリ。

彼女は、人間と見紛うほどに精巧で感情豊かなロボットだった。
海底からサルベージされたアトリは言う。

「マスターが残した最後の命令を果たしたいんです。
 それまで、わたしが夏生さんの足になります!」

海に沈みゆく穏やかな町で、
少年とロボットの少女の、忘れられない夏が始まる――。

徒花異譚』について

これは、咲かぬ”はな”の物語――。ノベルゲーム『徒花異譚』がNintendo Switch/iOS/Androidに登場!

■STORY

少女が気づくと、そこはどことも知れない暗い森の中だった。
突如として現れた怪物に襲われた彼女は、筆を刀のように操ってものを斬る、謎の少年に救われる。

彼は「黒筆(くろふで)」と名乗り、慣れた声音で少女を「白姫(しろひめ)」と呼んだ。
しかし少女には、少年の顔にも呼ばれた名にも覚えはない。
というのも、彼女の頭からはすべての記憶が失われていたからだ。

黒筆いわく、ここは絵草子の中の世界である「徒花郷(あだばなきょう)」。
ありとあらゆる「おはなし」は、夢と同じように、どれほど深く溺れていても、覚めてしまえば何も残らない。
故にこの世界は、徒花──咲いても実を結ばない花に喩えて名づけられたのだという。
そしてふたりの役目は、ここにあるお伽話の世界を渡り歩き、話の筋に歪みが生まれていないかを見張ることらしい。

操り人形のように頼りない風情の白姫は、言われるがまま、手渡された一冊を開いた。
表題は――「花さかじいさん」。
虫食いが進み、朽ちる寸前のようなその絵草子が開かれると、紙面から眩い光が放たれ、
少年少女はお伽話の世界へと連れ去られていった――。

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