セガがEpic Gamesの『Fortnite』のような世界的ヒット作を目指して、ドリームキャストで発売した『クレイジータクシー』と『ジェットセットラジオ』の大規模リブートに取り組んでいるとBloombergが報じました。同社の計画に詳しい関係者から得た情報とのこと。
この2タイトルは、セガが1年前に発表した「Super Game」構想（※オンライン型で世界的な大ヒットを狙ったAAAランクのタイトル開発）の最初の作品となり、同社のソフトウェア・ポートフォリオを中心に継続的な収益源の開拓と、オンラインコミュニティの構築を目指す取り組みとなる予定。
『クレイジータクシー』については既に1年前から開発されており、今後2～3年以内の発売を目指しているとのこと。とはいえ、両タイトルとも開発は初期段階のため、まだキャンセルされる可能性もあると関係者は述べています。
セガサミーは、2021年5月の決算発表において、グローバルで認知が高いIP資産の活用（リマスター/リメイク/リブート）するとの意向を発表。具体例として今回の『クレイジータクシー』と『ジェットセットラジオ』をはじめ、『スペースチャンネル5』や『NiGHTS』『Shinobi』などのタイトルを挙げ「どのIPを活用していくかについては精査中」としていました。ちなみに、その中には2月に正式発表された『ソウルハッカーズ』も含まれていました。
情報元：Bloomberg
