スクウェア・エニックスの人気シリーズ第3作をリメイクした『フロントミッション サード:リメイク』のNintendo Switch版が、2025年6月26日に発売されます。戦略性の高いターン制バトルや分岐するストーリー、HD化グラフィックといった進化を遂げ、ドラマティックシミュレーションRPGとして再出発します。さらに、日本ではパッケージ版の発売も年内に予定されています。
フロントミッション3がフルリメイクで復活
6月26日にダウンロード版が登場。パッケージ版も年内に
『フロントミッション サード:リメイク』は、Nintendo Switchにて2025年6月26日に発売されます。価格は3,999円(国内)/$34.99/€34.99です。
本作のパッケージ版についても、日本国内向けに2025年中の発売が決定しており、販売はForever Entertainment傘下のレイニーフロッグが担当します。正式な日程は後日発表予定です。
名作を現代仕様に。フルHDグラフィックとサウンドを刷新
本作では、HD化されたグラフィックや滑らかなアニメーションにより、戦場の臨場感が飛躍的に向上。戦闘シーンにおける「ヴァンツァー(人型機動兵器)」同士の攻防は、よりダイナミックに表現されています。また、サウンドトラックは完全リアレンジ版として再構築され、原曲の雰囲気を活かしつつも現代的な演出でゲームの没入感を高めています。
二つのシナリオが描く軍事サスペンスの濃密ドラマ
冒頭の選択がストーリーを左右。分岐する2つの運命
ゲーム開始直後の選択によって、ストーリーはまったく異なる2つのルートへと分岐します。プレイヤーは、主人公・武村和輝(名前変更可能)として、親友・亮五と共に「軍事基地への物資輸送任務」を遂行しますが、基地での不可解な爆発事件をきっかけに、国家間の陰謀に巻き込まれていくことになります。
MIDASとアリサ、選ぶ道で明かされる真相
シナリオは、妹アリサとの再会と混迷の打開を目指すルート、あるいは秘密兵器「MIDAS」を追う科学者エミール・クラムスコイと協力するルートへと分かれます。どちらの道でも、国家主義的な野心や企業の思惑が複雑に絡み合い、国際的な緊張と危機が浮き彫りになります。
プレイ体験を刷新する新機能群
クイックコンバットでテンポ良く戦闘が可能に
新機能として「クイックコンバット」モードが搭載され、テンポの速い戦術バトルが楽しめるようになりました。従来よりもスムーズな戦闘展開が可能となり、時間をかけずに戦略性を体感できます。
ヴァンツァーの迷彩カスタマイズで個性を演出
ヴァンツァーの外観には、プレイヤーの好みに応じて迷彩パターンを適用できます。戦場に溶け込ませたり、あえて目立たせたりと、自由なスタイルで部隊を演出可能です。
多言語対応で世界展開も視野に
本作は、英語・日本語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語・ドイツ語・ポーランド語・中国語(簡体字)に対応しており、グローバル展開にも注力しています。開発はポーランドのMegaPixel Studio S.A.が、パブリッシャーはForever Entertainment S.A.が担当しています。




