カプコン「ロックマンは重要IP」 新作ゲームの可能性を継続検討中

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長年にわたり愛されてきたゲームシリーズ「ロックマン」について、カプコンがあらためてその重要性を強調しました。2025年7月に行われた定時株主総会の質疑応答において、カプコンは「ロックマンシリーズは当社にとって大切なIPであり、常に新たなゲーム展開を検討しています」と述べ、今後の展開に対して前向きな姿勢を示しました。

ロックマンの最新作『ロックマン11』が発売されたのは2018年で、それ以来、約7年にわたってナンバリング新作のリリースはありません。しかし、過去作の復刻版やコレクション作品がコンスタントに発売されており、シリーズ自体の人気や存在感は依然として高いままです。

カプコンは、「(新作のリリースに関して)現状お伝えできる情報はございません」としながらも、シリーズの価値をしっかりと認識しており、継続的に新たな開発の可能性を検討しているようです。

同社の発表によれば、ロックマンシリーズはこれまでに全世界で4,300万本以上(※2025年3月31日時点)を販売しており、ゲームソフトだけでなく、グッズなどの関連商品でも高い人気を誇っています。特に海外市場からの問い合わせが多く、今後も事業拡大に注力していくとのことです。

昨年の株主総会においても、カプコンは「ロックマンは高い価値を持つIPであり、継続的に新作を検討している」と発言しており、今回の発表はその姿勢を再確認するものとなりました。

ファンとしては新作の発表を心待ちにしているところですが、カプコンがロックマンを大切に扱っている姿勢が見えるだけでも、大きな希望につながるのではないでしょうか。今後の動きに注目したいところです。

情報元:カプコン 第46期 定期株主総会 事前質問概要

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