格闘ゲーム大会EVOの所有権が再び変更、サウジ政府系資本が参入

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世界最大の格闘ゲーム大会Evolution Championship Series(EVO)の所有権構造が再び変更されました。共同所有者の一社であったRTSが、サウジアラビア政府の公共投資基金(PIF)が支援するメガプロジェクト「Qiddiya」に買収されたことが火曜日に明らかになりました。

今回の買収により、EVOの現在の所有構造は、eスポーツグループの「NODWIN」と、Qiddiya傘下となった「RTS」による共同所有体制となります。これは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが4年間保有していた株式をNODWINに売却してから数週間後の動きです。

Qiddiyaの最高戦略責任者Muhannad Aldawood氏は、今回の買収が「eスポーツ事業をさらに強化する戦略的なステップ」であると説明。1996年から続くEVOの「継続的な成長を無限の可能性とともに推進し続ける」との意向を表明しました。

EVOはラスベガスや東京で定期開催されており、直近では10月にフランスのニースでヨーロッパ版の開催が予定されています。


出典:VGC

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