Housemarque新作アクションシューター『Saros』発売日とゲームプレイシステムが初公開

Housemarque新作アクションシューター『Saros』発売日とゲームプレイシステムが初公開

Sony Interactive EntertainmentとHousemarqueは、「State of Play | September 24, 2025」において、PlayStation 5向け新作アクションシューター『Saros』を2026年3月20日に発売すると発表しました。同時に、60fpsで動作するゲームプレイ映像が初公開され、前作『Returnal』から進化した独自のアクションシステムの詳細が発表されています。PlayStation 5 Proでの強化版も同時期にリリースされる予定です。

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進化したアクションシステムの詳細が判明

Housemarqueによると、『Saros』では主人公Arjun Devraj(声優:Rahul Kohli)が着用するSoltari戦闘スーツを通じて、ダッシュ、格闘、ジャンプなどのアクションが可能となっています。プレイヤーは各ランの開始時に、Soltari人類兵器とCarcosa異星人兵器の組み合わせからロードアウトを選択する仕様が搭載されています。

注目すべきは、R1ボタンで発動するSoltariシールド機能です。この機能により、敵の攻撃エネルギーを吸収して防御し、吸収したエネルギーをCarcosanパワーウェポンで反撃に転用することが可能となっています。パワーウェポンはL2アダプティブトリガーで充電し、R2で発射する仕組みが実装されており、主人公の右腕を日食エネルギーによる武器に変化させる機能が搭載されています。

変化する惑星とストーリーテリング要素

舞台となるのは形状変化する敵対的異星惑星Carcosaで、プレイヤーの死亡時に毎回環境と敵が変化するシステムが採用されています。発表された映像では、日食の接近する古代文明の遺跡が描かれており、これは複数存在するバイオームの一つであることが説明されています。

ストーリーテリングの手法として、音声による語り、シネマティック映像、オーディオログ、NPCとの会話に加え、Soltariホログラムを収集することで惑星で起きた出来事を解明できる仕組みが導入されています。キャラクターとしては、Shunori Ramanthanが声を担当するNitya Chandranが重要人物として登場することが発表されています。

永続的な進行システムと開発体制

新要素として「セカンドチャンス」機能が公開されました。これは初回死亡時に日食の腐敗エネルギーを使用して復活できるシステムで、永続的な進行システムの一部として実装されています。プレイヤーは死亡後も常により強くなって復帰できるよう、Soltari戦闘スーツと能力のアップグレードが可能な設計となっています。

開発面では、HousemarqueがXDEV、Nixxes、PlayStation Studios Creative Artsチームをはじめとする複数のPlayStation Studioパートナーと協力していることが明らかになっています。Nixxesはアートとゲームプレイの主要部分でHousemarqueと密接に連携し、PlayStation Studios Creative Artsは『Returnal』に続いてサウンドと音楽を担当しています。

楽曲については、グラミー賞を2度受賞したSam Slaterがダーク・エレクトロニックとドローン・メタルを融合したスコアを作曲していることが発表されており、「チェルノブイリ」「ジョーカー」「マンディ」などの作品への楽曲提供実績が紹介されています。

現在公開されているゲームプレイ映像はPlayStation 5で60fps、Unreal Engine 5を使用して制作されており、開発中のため最終版では調整と改良が加えられると説明されています。

出典:PlayStation.Blog

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