フリュー、ゲーム開発への投資を一旦凍結すると発表(更新:対象はスマホゲーム。家庭用ゲームについては2019年3月期以降も継続)

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【更新:2018/07/02 15:40】
フリューが『「第12期 株主通信」の補足説明』という文書を公開。それによると、三嶋社長の「ゲーム開発への投資を一旦凍結し」という発言は、ゲーム事業のうちスマートフォン向けゲームに限定したものであったことが判明しました。家庭用ゲームについては、2019年3月期以降も、企画・開発・販売を行っていくとのことです。

「第 12 期 株主通信」の補足説明
2018 年 6 月 26 日に株主様へご送付した「第 12 期 株主通信」の内容について、一部に誤解を生じさせかねない表現がありましたので、下記の通り補足いたします。
なお、株主通信は、当社のホームページ(http://www.furyu.jp/ir/report.html)に掲載しております。

【該当箇所】
トップインタビュー P.2 17 行目
質問「2019 年 3 月期(今期)における取り組みと連結業績見通しについてお聞かせくださ
い。」に対する回答
「また、ゲーム開発への投資は一旦凍結し、すでに投資が完了しているタイトルの収益化
に最大限注力します。」

【補足内容】
当該回答は、ゲーム事業のうちスマートフォン向けゲームに関して、これまで毎年数タイ
トルのリリースを行ってきましたが、2019 年 3 月期は新規タイトルの開発を一旦見合わ
せ、配信中のタイトルに注力することを説明しているものであります。
つきましては、下記を補足とさせていただきます。

  • 家庭用ゲームについては、2019 年 3 月期以降も、これまでと同様に企画・開発・販売を
    行ってまいります。
  • スマートフォン向けゲームについては、2019 年 3 月期は新規タイトルのリリース予定は
    なく、配信中タイトルの収益化に最大限注力します。

【原文:2018/07/02 13:03】
アニメ・コミック作品のゲーム化や、著名クリエイター陣によるオリジナル新作ゲームなどを家庭用向けに開発・販売しているほか、スマートフォン向けに女性向け恋愛シミュレーションをはじめとした各種タイトルを展開しているフリューですが、同社発行の第12期(2018年3月期)株主通信における三嶋新社長インタビューの中で、ゲーム開発への投資を一旦凍結することが明らかとなりました。

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三嶋社長インタビューより

Q.2018年3月期(当期)の取り組みと連結事業についてお聞かせください。

ゲーム事業では、メディアミックス展開による事業の収益化に取り組みました。しかし、大きく投資を行ったゲーム事業の回収に苦戦し、主力事業での伸び悩みもあり、全体として当初計画との大きな乖離を生むこととなりました。

Q.2019年3月期(今期)における取り組みと連結事業見通しについてお聞かせください。

ゲーム開発への投資は一旦凍結し、すでに投資が完了しているタイトルの収益化に最大限注力します。メディアミックス展開へ向けたアニメへの投資もすでに終えており、今期はアニメ・ゲームの相乗効果で収益の最大化を図ってまいります。また、併せてゲーム事業における広告宣伝費等の見直しを行います。

IR情報 | フリュー株式会社
フリュー株式会社のIR情報のページです。フリュー株式会社は、プリントシールをはじめとするさまざまな事業を通じ人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出します。

『カリギュラ』で知られる山中拓也氏は以下のようなツイートをしています。

今後発売予定のタイトル

  • Switch『WORK×WORK』9月27日発売予定
  • PS4『CRYSTAR-クライスタ-』10月18日発売予定
  • Switch『ベイブレードバースト バトルゼロ』10月25日発売予定
  • PS4『project one-room(仮)』発売日未定

ドリームキャストの人生介入ADV『ルーマニア#203』のオマージュ作品としてTGS2017で発表され注目を集めた『project one-room(仮)』。既に発売日が決定している他タイトルよりも投資凍結の影響を大きく受けそうです。

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