PS5開発キットにデータ振り分け機能”PlayGo”追加か──省電力モード枠がPS6・携帯機を示唆とリーカー報告

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PS5の開発キット最新版「SDK 13」に「PlayGo」が追加されたと、WccftechがリーカーのMoore’s Law is Deadの情報として報じている。ゲームのダウンロードデータをハードごとに振り分ける仕組みで、導入は数週間前だという。配信先にはPS4世代からPS5 Pro、さらに「省電力モード(Power Saver Mode)」まで5段階が並ぶ。この構造がPS6世代への移行準備にあたるとし、携帯機との関連も指摘している。

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PlayGoが振り分ける5つの配信先

PlayGoは、Xboxの「Smart Delivery」にあたる仕組みだ。Moore’s Law is Deadが参照する情報源は、その機能をこう説明している。

「XBOXの『Smart Delivery』に相当するもので、開発者がPlayStationコンソールごとに異なるアセットやテクスチャの『チャンク』をまとめられる。あるコンソールが実際に使うファイルだけをダウンロードさせることができる」(筆者訳) ——Moore’s Law is Deadの情報源 / Wccftech(配信元)より

要するに、PS5 Proを持っている人は高解像度のデータだけを、通常のPS5を持っている人はそれに合ったデータだけを落とせる。これまでは、Pro向けの高精細データもまとめて全ユーザーのダウンロードに含まれていたという。

配信先として指定できるのは「PS4+PS4 Pro」「PS5」「PS5 Pro」「PS5の省電力モード」の4枠。PS4世代とPS5世代をまたぐ5種類のハードをカバーする。ここで引っかかるのが省電力モードだ。独立した枠を持ち、専用のアセットとテクスチャのパッケージが用意される。

省電力モードに専用データ——携帯機の伏線とリーカーは読む

なぜ省電力モードに専用のデータ一式が必要なのか。リーカーはここに携帯機の存在を見ている。「このモードが新しいコンソールの基盤になるのでなければ、わざわざやらない作業だ」と情報源は結論づけている。「小さなテクスチャを使ってもエネルギーは節約できない」と技術的な理由も添えた。

省電力モードの開発者向けガイドラインに記載されたスレッド構成も根拠の一つだ。ゲーム用に8スレッド(Zen 6cコア4基)、低電力処理用に最大4スレッド(Zen 6低電力コア2基)。このCPU構成が、以前からリークされていた携帯機のスペックと「完璧に一致する」と同チャンネルは主張している。GamingBoltも同じリーク情報をもとにこのコア割り当てを報じている。

さらに踏み込んだ発言もある。省電力モードの進行状況から「携帯機をサポートするためのトロイの木馬であることが100%明らかだ」と述べている。Sony公式の確認はない。

「安く作る」が設計の出発点

価格についても言及がある。PS6と携帯機は「最初から製造コストが安くなるよう設計されている」とし、冷却と電源のコストが大幅に下がると述べている。ベースモデルのPS6はPS5 Proより安くなる見通しだという。Sonyが携帯機のAPU(CPU+GPU統合チップ)を搭載したホーム向けモデルを出した場合の話もある。ベースPS5よりも安価になる可能性があるという。

世代交代の足元も動いている。SonyはPS4向けPSN機能のレガシーサポート終了を開発者に通知したとされる。クロスジェネレーションSDK(世代をまたぐ開発キット)への移行を促す内容だという。

リーク情報とは別の動きもある。PlayStation設計責任者のMark Cerny氏は2025年10月のProject Amethyst動画で、次世代コンソールへ「数年以内に」技術を届ける考えを語っていた。公式が時期を明言したわけではないが、リーカーの報告と方向は重なる。

※本記事はWccftechの報道をもとに、関連情報を加えて再構成しています

出典

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