「電撃オンラインアワード2013」において『閃の軌跡』で2位を獲得した日本ファルコムの近藤社長が『閃の軌跡』開発についてインタビューに答えています。
その中で苦労話や開発秘話について問われた近藤社長は「3Dモデリングにしたことも大変でしたが、何より大変だったのはPS3というプラットフォームが初めてだったということですね。自分は15年以上ゲーム開発に携わってきましたが、今回が一番大変でした。」と回答。
さらに、PS Vitaとのマルチプラットフォームであったことから「日本ファルコムの創業者である加藤に心配されるほどスケジュールが厳しくて、こんなに大変だったのはPC時代を含めて類を見ないほどだったそうです」と当時の苦労を明かしています。
また、続編である『閃の軌跡II』については、ゲームエンジンや技術的なところは前作を引き継いでいるものの、より見栄えの良いモーションになっている点を強くアピール。遊んでいる時に何度も見るフィールドや戦闘のグラフィックは、武器を出す際のちょっとした仕草のレベルまで徹底的に見直して調整したと話しています。
ストーリー展開にも言及しており、”今までのRPGにあまりなかったようなことを盛り込んでいる”とし、自身でもエンディングを見て「ありえない!」と感じたと語ったほか、前作ラストと比較して「確実にあれ以上の驚きを感じていただける」と自信をのぞかせています。
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