ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)とソニー・ネットワークエンタテインメントインターナショナル(SNEI)両社の業務を統合した新会社「ソニー・インタラクティブエンタテインメント」(SIE)が、2016年4月1日付けで設立されることが発表されました。これに伴い、SCEは4月1日付けで社名が「株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント」に変更となります。
- 「ソニー・インタラクティブエンタテインメント」(SIE)は、SCEとSNEIの有する全てのハードウェア、ソフトウェア、コンテンツ、ネットワークサービスの各事業組織のオペレーションを統合した新会社。4月1日付けで設立され、同日より運営が開始される。
- SIEは米国カリフォルニア州サンマテオを本社所在地とするが、東京およびロンドンにも引き続き、グローバル規模でビジネスオペレーションを遂行する組織を設置する。
- SIE設立を通じ、両社の有する経営資源を統合することで、ハードウェア、ソフトウェア、コンテンツおよび急成長するネットワークビジネスにおける競争力を渾然一体で一層強化、拡大し、市場でのリーダーシップを確立していく。
- SIEは、「プレイステーションユーザーの維持・拡大」「ARPPU(Average Revenue Per Paying User:購買ユーザー1人あたりの売上)の向上および関連売上の増大」を事業戦略として引き継ぎ、最高のゲームとネットワークサービスによって実現する統合体験を世界中に提供することで「プレイステーション」ビジネスの発展に務める。
- SIEは、売上と利益の拡大に取り組み、2017年度には、ソニーグループにおけるゲーム&ネットワークサービス分野として、売上高1兆4,000億円~1兆6,000億円、営業利益5~6%の経営数値目標を引き続き目指す。