コナミは、2025年9月25日に発売を予定している、シリーズで初めて日本を舞台にした最新タイトル『サイレントヒルf』のストーリートレーラーを、gamescom 2025にあわせて公開しました。この記事では、映像はもちろん、海外ファンのリアクションを整理し、期待されているポイントと懸念点を詳しく解説します。
『Silent Hill f』ストーリートレーラー
脚本家・竜騎士07氏への評価と期待
ストーリー脚本を担当するのは、『ひぐらしのなく頃に』や『うみねこのなく頃に』で知られる竜騎士07氏です。海外ファンの間では、「信頼できるライター」「竜騎士07作品のような深い構成を期待している」といった肯定的な声が目立ちます。
一方で、「作風が個性的すぎて合わない」「購入はプレイ映像を見てから決める」といった慎重な意見も存在しています。
戦闘システム：没入感を損なう懸念も
戦闘に関する意見では、銃器が登場しない設計や近接戦闘中心のゲームプレイについて、「新しい試み」「リアルで緊張感がありそう」といった期待の声がある一方で、ヒットストップの長さや戦闘テンポについては批判も見られます。
特に、「通常のゲームでは0.15秒以下のヒットストップが、本作では明らかに長すぎる」「時間が止まったように見える」といった指摘が複数挙がっています。
また、一般人であるはずの主人公・雛子が、非常に派手なアクションを繰り出していることについては、「没入感を損ねる」「設定と合っていない」と感じるユーザーも多いようです。
音声選択：日本語音声に強い支持
音声に関しては、「日本語音声＋英語字幕」が最も支持されています。その理由としては、「舞台が日本なので、日本語音声のほうが自然」「制作者の意図した演技で体験したい」といった意見が挙げられています。
一方で、近年の英語吹替の品質向上に注目する声もあり、「FF7リメイクでは英語音声の方が良かった」という反論も見られます。
英語音声の動画はリンク先から視聴できます。
グラフィックと世界観：シリーズファンから高評価
アートや演出面では、「洗練されている」「世界観の構築が秀逸」「鳴り続ける電話はSH3を思い起こさせて良い」など肯定的な意見が多く見られます。
ただし、トレーラー終盤に登場する面を付けた男性キャラクターについては、「アニメっぽすぎる」「中国製ソウルライクゲームのキャラクターみたいで浮いている」といった違和感を指摘する声もあがっています。
情報量とネタバレへの不安
トレーラーの情報開示度に関しては、「物語の核心がまだ隠されていて良い」という意見と、「冒頭の展開を示唆しすぎているのでは」という懸念が共存しています。
そのため、「これ以上の情報は見たくない」と、発売まで情報断ちを選ぶユーザーも多く見られます。これは、ストーリーへの信頼の高さの裏返しとも言えるでしょう。
総合評価：物語とビジュアルは高評価、戦闘の完成度が鍵に
全体的には、「ビジュアルとストーリーには大きな期待」「戦闘システムが成功の鍵」という慎重ながらも前向きな意見が主流です。竜騎士07氏の物語づくりに対する信頼と、技術面での不安が同時に存在する点が、ファン心理をよく表しています。
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