TES6やGoW説が浮上？TGA 2025直前のKeighley謎の画像を解説

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TGA 2025を間近に控えた11月29日、主催者Geoff Keighley氏がXに謎の画像を投稿しました。画像に隠された「座標」と「シンボル」が示す、海外で話題の有力説を整理します。

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Keighleyが投稿した謎の画像とは

Keighley氏の投稿には「regal.inspiring.thickness」というキャプションが添えられています。画像には砂漠の岩壁が写っており、彫刻のような模様、人型のシルエット、モンスターのような存在が確認できると、海外のファンコミュニティで話題になっています。

この投稿に対し、TGA公式アカウントも反応しています。公式は同じ座標を示唆する追加画像を返信として投稿しており、複数の投稿で謎解きを仕掛けるARG（代替現実ゲーム）的なマーケティング手法を連想させるとの指摘もあります。

TES6説──鎧と砂漠が示す根拠

ファンの間で有力視されている説のひとつが、The Elder Scrolls VI（以下、TES6）の発表予告というものです。画像に写る鎧が『The Elder Scrolls V: Skyrim』に登場する装備に類似しているという指摘や、下部に見える人型がDremora（異界の存在）に見えるという声があります。また、砂漠という舞台設定が、TES6の舞台候補として噂されるHammerfell（砂漠地帯として知られる地方）を連想させるとも言われています。

ただし、この説の確度は「中」程度と見るのが妥当です。Bethesdaのトッド・ハワード氏は過去に「TES6はまだ先」と発言しており、直近での本格的な情報公開を疑問視する向きもあります。一方で、Oblivionリマスターが事前告知なしに発表された前例を挙げ、今回もサプライズ発表があり得るのではないかと期待するファンも少なくありません。

God of War説──ワニと装備の類似点

TES6説と並んで有力視されているのが、God of Warシリーズの新作という説です。画像内の鎧が『God of War Ragnarök』に登場するLunda装備（作中の防具セット）に似ているという指摘があります。さらに注目されているのが、ワニのような生物が描かれているように見える点です。これがエジプト神話を題材にした新作を示唆しているのではないかと、ファンの間で推測されています。

この説も確度は「中」と評価されています。Santa Monica Studioがエジプト設定の新作を開発しているという噂は以前から存在しており、今回の画像がその期待を再燃させた形です。ただし、いずれの説についても公式からの反応はなく、あくまでファンの推測の域を出ていません。

その他の有力説と座標の謎

TES6やGod of War以外にも、複数の説が浮上しています。キャプションの「regal.inspiring.thickness」をwhat3wordsという位置情報サービスで検索すると、カリフォルニア州のモハーヴェ砂漠付近を指すと報じられています。この場所は『Fallout: New Vegas』の舞台と重なるため、同作のリマスターやFallout関連の発表ではないかという見方もあります。

そのほか、画像の雰囲気からDiablo 4の拡張パック、新作Tomb Raider、さらにはHalf-Life 3といった名前も候補として挙がっています。ただし、いずれも確度は「低」と見られており、TES6やGod of Warほど議論の中心にはなっていません。

過去の謎投稿とTGAの関係

Keighley氏はこれまでも、TGA直前に意味深な投稿を行い、その年のワールドプレミアを匂わせてきたとファンの間では認識されています。今回の投稿も、そうした事前のティーザーである可能性は十分に考えられます。

いずれにせよ、現時点ではどの説も公式に裏付けられておらず、すべてがファンの推測にとどまっています。TGA 2025で何が発表されるのか、続報に注目です。

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