『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』のプロデューサー兼ディレクター・堀井亮佑氏が、リアルサウンドのインタビューでリメイク制作の判断基準について語りました。堀井氏は「思い出は美化されるもの」としながらも、「変えないでほしいと思う人がいるのもわかります」と理解を示しています。そのうえで「全部同じにするのは楽で安全ですが、それでは作る意味がない。」と述べ、変更を恐れない姿勢を明らかにしました。
リメイクで最も難しかった判断
リメイク制作で一番大変だったことを問われた堀井氏は、「過去作をどこまで引きずるか、その判断です」と答えています。オリジナルの『龍が如く3』を今やり直すと粗もあると認めつつ、変更を望まないファンの存在にも理解を示しました。
そのうえで堀井氏は次のように述べています。
「ただ、そこを恐れてはいけない。全部同じにするのは楽で安全ですが、それでは作る意味がない。思い出と戦う勇気が必要でした。」 ——堀井氏、リアルサウンドのインタビューより
キャスト変更は「批判も折り込み済み」
同インタビューでは、キャスト変更についても言及がありました。力也や浜崎豪といった登場機会の多いキャラクターについて、堀井氏は「オリジナルと同じ役者さん、同じ演技だと体験として変化が出にくい」と説明しています。
「批判が出ることも折り込み済みですが、それでも新しいものを作りたかった」と語り、あわせて「この俳優さんがこのキャラクターを演じるところを見てみたい」という純粋な動機も明かしました。
「新作のつもりで作った」という制作姿勢
制作全体の姿勢について堀井氏は、「今もオリジナルの『龍が如く3』が普通に遊べる時代なので、同じものを作っても意味がないと考えました」と振り返っています。「今回は新作のつもりで作りました」とも述べ、「実は新規で追加した要素のほうがはるかに多いんです」と明かしました。
メインストーリーについても「オリジナルはスピーディーでしたが、『極3』では説明を増やしています」と変更点を説明。完成した作品については「リメイクの常識を超えるくらい、挑戦的な作品になったと思っています」と手応えを語っています。
バトルシステムの現代化にも取り組みました。オリジナルはバトルがかなり難しかったことを踏まえ、「今のトレンドに合わせて気持ちよく遊べるようにしています」と堀井氏は説明しています。
作品概要
『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』は2026年2月12日発売予定。対応機種はNintendo Switch 2、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、PC(Steam)です。
本作は「変わる伝説、新たな歴史」というコンセプトのもと制作されました。2009年にリリースされた『龍が如く3』をリメイクした『龍が如く 極3』と、完全オリジナルストーリーの新作『龍が如く3外伝 Dark Ties』の2作品を1本に収録しています。
※本記事はリアルサウンドのインタビューをもとに構成しています。引用部分はインタビュー内の堀井氏発言に基づきます。




